Hyper Carronade

灰色のはい

ごぼっおぼぼごぶぼがばっぼっ

またコロナが息を吹き返してきてうんざりっすねえ。

 

今年前半期も色々ありましたね。世界中でも個人的な範囲でも。

色々あって、しかもそのどれもが嫌な事ばかりで参りましたね。

私はネットから世界を観測するばかりでいる。精一杯自分の人生を生きる事に集中している。そんな私の箱庭は小さい。小さいんだよ。

 

30代までに死ぬつもりで雑に生きてきたせいで今ツケを払うハメになってる。

特に身体の面で苦労している。今年になってがくっと来ましたね。だって「今現在」しか見てないもんな基本…。

あれ?空木さんこの間まで死にたいと言っていたのに生きる気満々じゃないですか。死にたいと思うのは将来が真っ暗で今現在も真っ暗だからであって、人生バラ色だったらそもそもそんな感情抱かない訳ですよ。知らんけど。

という事で人生をよりよくする方に考え方をシフトしてる最中なのであります。「死ぬのはいつでも早すぎる」――私が密かに支えにしている言葉だ。

 

とはいえ失った夢が自分の中であまりにも大きすぎて、軸が折れた訳ですから今は惰性で一日を過ごしている。時々夢叶えし人々を見て、私にもああいう風になれる世界線があったはずだと思ってしまう。いやでもそもそも漫画家になるという夢に自分が本気だったかは分からないけど…。でも頑張れなかったのは事実で、頑張れない人間だったって訳で、頑張れる人になれたかもしれなかったのになれなかったわけで…。

それはともかく、心の中にあった強い力みたいなものが無くなったので何に対してもモチベが持てない状態が続いている。

何か、きらきらしてどきどきして心の底からどくどく湧いて来る熱いどろどろのものが欲しい。…お前…また夢に溺れるんか…?溺れないとやってられない。夢は見ている時が一番楽しいんだから。

私は夢を見る事以外の人生謳歌の仕方を知らない。

どんな夢を見ようか。

でも私に出来る事が限られ過ぎているし、やっぱり一番したい事が創作活動なんだよな。創作がしたい。漫画が描きたい。たくさん描きたい。

 

最近コミティアみたいなリアルイベントに自分の居場所が見いだせないのでアマゾンインディーズ漫画でも始めようかと思っている。

まだしっかりとは調べていないけどまあまあ楽しそうなのではないだろうか。ピクシブと同じようなもんでしょう。稼げたらラッキー程度の。

あと動く漫画も一回作ってみたいね。せっかく最低限の動画を作れる技術は得たのだし。

ほらわくわくしてきた。あれしたいこれしたいと思ってる時が一番楽しいのだ。単純だね。

始めた後の大きな目標はないけれどね。漫画描いてその先は無い。

 

私という人間はとても平凡でつまんなくて普通なんです。

面白い人になりたかった。すごい人になりたかった。演じてみた事もあったけどやっぱり根が普通だったから駄目だった。周りの人たちが皆個性的で武器を持ってて魅力的だったから余計に自分の枠をはみ出さない無難さが嫌だった。なんでも平等に好きになれたし嫌えたしどうでも良かったから。

当時はそんなつまんない人間の自分が嫌いで個性とかそういうものを得ようとしていた。美大に行った時は個性的な美大生になろうと少ない貯金崩して映画や展覧会を見まくった。

今となってはそんな、死にたいとか言ってナイフ胸に突き立てながら必死に自分に執着していた自分が好きだ。

私大人になったんだ。

つまらない人間なりにオンリーワンの人生を生きていて考え事をしてはありふれた回答に辿り着いている。それでも頭の中で物語が生まれる。言葉にできない感情が生まれる。それを世紀の大発見のように大声でわくわくしながら誰かに伝えたい。そんな事をしながら生きていきたい。