Hyper Carronade

灰色のはい

新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ、よろしくお願いします。ブログも意識してちゃんと更新していきたいですね。とかいって早々にもう三が日通り越して七草がゆの準備かといった日付に新年の挨拶している。

 

去年は本当に何にも出来なかった年。美術館も全然いけなかった。今年こそはと思うも、この調子だと来年まで長引きそうな気がする。

殆ど家にいたのに酷く身体が疲れます。鈍っていた所に新しく始めたバイトが肉体労働で、元々体力なんて無いに等しい状態だったのでそら疲れるわな。体力づくりとかも全く考えてない。少し食事の量は増えたかな。家に帰ってもなかなか原稿が手につかない事もザラにある。家事もやらないといけないし。

まあこのバイトはやめようかなと思っている。天職かと思われたけど身体が資本故。身体が疲れてるとメンタルにも来ますね。今実は結構しんどいんですわ。

でも就活苦労したのにまた振り出し。もう嫌だ…。

漫画だけ描いて暮らしたい。

 

今年の抱負でも書いておきましょう。

 

まずコロナに罹らない事。

もう罹ってて無症状の可能性もあるけど、症状云々よりも、「感染者」となる事で会社やら家族やら同居人やその職場の人、その職場のお客さんと色々な方面に負担がかかるし周りの目が変わったりとか、社会的に面倒くさいからなりたくないっていう感じですね。

 

次に漫画家就職を目指す。

再三ブログの中に書いたような気がするけど、漫画投稿をしたい。とりあえず今案件を頂いているので、それを完遂させる事。それが次に繋がるかも知れない。

それがもし実らなくても同人作家としての活動を強化したい。でも今年もイベントの中止が続いたらかなり危ういんじゃないかな…。去年はコミティアクラウドファンディングでギリギリ持ち越したように見えたけど…。

 

次に繊細なインプットを心がける。

去年は一昨年と比べると小説漫画映画鑑賞の量は少なかった。アウトプットの数も減った。漫画のページ数は去年が80ページだったのに対し一昨年は118ページ。締め切りが無いとゆっくりやってしまうのかな。

小説は移動時間に読んでいたから、その移動の機会が減ったので比例して減ってしまった。映画は1917を見に行った後はほぼ見てないんじゃないかな…。この間無料配信やっていたロンドンゾンビ紀行は観たな。前々から観たいと思ってた映画だったから観れた。めっちゃ面白かった。笑かすにもセリフや場面だけじゃなくてカメラワーク、音響、BGM全ての要素を使うんだなと思った。コメディにはあまり明るくないので勉強になった。あとアマプラでポケモン映画が観られるから見直しとまだ見てないやつを観た。ポケモン映画は平気で観られるのになあ…。

ここでふと思うんだけど映画って娯楽なのかなあ。アマプラってレビューが見られるからつい見てしまうんだけど、割と娯楽としては良いとか悪いとかそういう言葉が出てくる。表現媒体であり芸術作品だと思ってるんだけど、芸術鑑賞も他の人からしたら娯楽なのかなあ。一人で勝手に厳かな気持ちになりすぎてるかな。

前に見たとある映画の、表現として納得できたシーンがレビュアーからしたら退屈だとか意味不明だとか失敗だとか書かれていて、しまいにはああいう難解な物を理解できる自分に酔ってる人が高評価押すとか書いてあって空木の沸点は低いのでブチギレてしまったんだけど、絶対あの映画は娯楽として適当に触られて消費される目的で作られていないと思うんだよな。見る側は見るだけで全て享受しようとするけど実際与えるばかりの映画はウケが良いんだろうけど、あの映画に関しては見る側からアプローチする映画なんでしょう。単に映画に求めていたものとその映画の質が違っただけ。映画だってこうあるべきみたいなものは絶対に存在しないんだからあんなにボロクソに言われる筋合いねえんだ。

一方で与える映画の方が見やすくはあるんだよな。とっつきやすいっていうか、ポケモン映画もポケモンが好きな人達に楽しんでもらおうとしているから私にとって見やすい。子供向けだしな。ミュウツーの逆襲はちょっと違うと思うけど。

とにかくアマプラのレビュー見られるやつあんまり好きではないです。考察とかは見たくて見ちゃうけど。

話が脱線したので戻すけど、映画に関しては観たいやつは観られるから無理して観ようとしない。小説と漫画はなるべく紙で買いたいんだけどスペースが厳しいのでまずはスペース整えるところから始めていく。ちぇんそーまんと呪術かいせんとスパイファミリ~読みたい。尊敬する漫画家さんの新しい短編集も出てるらしいが本屋で探しても見当たらなかった…。

美術館は行くなら気を付けていかないとな。マイ消毒液携帯するか?今の所めっちゃ行きたいっていう展示は無いし緊急事態宣言も出たからまたしばらく行けなさそう。もう一年も行ってない事になるか。

ああ…旅行行きてえよ…。

 

という訳です。

新年早々メンタルブレイクしてましたがなんとか騙し騙しやっていきます。

2020

さて随分こちらのブログはお留守にしておりました。

今年下半期、なかなかバタバタしていまして、その割にブログのネタになるような事も特になく、といった感じでありました。

年末なので年末らしい話でもしますか。

 

今年はまあ色々しゃあないですよね。

また最近感染者が増えに増え、いつになったら外出が後ろめたくなくなる日が来るのだろうかとネットニュースを見ながら思います。結局全然展覧会とか行けなかったな…。

でも外出できないなりに新しい事に意識的に取り組むことができたと思います。

 

まずは着物教室ですね。この間全ての基礎科の授業を終えて、一通りカジュアル・フォーマルの着物を綺麗に着る技術は一応身に着きました。

しかし家に姿見が無いので教室以外では着ていないのが現実。このままだと着方忘れてしまいそうなので早めに鏡を買いたいです。しかし帯揚げも持ってない。そちらも早めに購入して、いつかコミティアなどに着ていきたいな~と思ってます。

 

第二にコミッション。これは仕方なくなんですけどね。

バイト先がコロナ禍のあおりを受けて休業になり給付金がいつになるかも分からず金銭的にきつかったので、イラストや漫画の制作の依頼を受け付けた訳ですな。

ぶっちゃけこのコミッションの稼ぎはアテにしてなかったけど、金額設定控えめにしたけど、それでも自分が想像しているより多くの方々に依頼をしていただいたのが意外だった。特に勉強になったのはやっぱりコミカライズのご依頼かな。小説と漫画の違いになんとなくぶつかって理解を深めた。あと普段は文字から漫画を作らないからプロットとか絵コンテみたいになってるし、独学ゆえのおかしな手順で漫画を描いていたので、その矯正の手助けにもなってると良いなと思う。

コミッションやってたから自分の創作は割と疎かになってたかな。隙間時間にちょこちょこお話考えたりもしたけど。

 

第三はポケモンのオンライン対戦。

廃人の世界に入りました。最近はめっきりやっていないけど。その代わり色違い厳選をするなどしている。対戦は緊張するし負けると落ち込むし急所当てられると発狂しそうになるけど好きなポケモンで試合に勝てた時の高揚感は普段の人生じゃ味わえない類の高ぶりですね。空木の中で闘争心は死んだも同然なんだけどポケモンバトルによって少し息を吹き返した気がする。単純に短気になっただけかもしれない。

 

第四は転職。これも仕方なく。

初めて接客業じゃない仕事でハッピーだったが、最近の動向を見ているとどんどん意識高い系の上の人間が余計な決まり増やして仕事しにくくなっていっているので、今頂いてる大きい案件を理由に退職も視野。仕事内容は楽しいんだけどな…。煙草も吸えるんだけどな…。やっと職場に馴染んできたところなんだけどな…。

いやトイレに行く前にいちいち上に報告ってなんやねんおかしいやろ。所属部署の責任者に報告ならまだ分かるがなんでいちいちフロア離れてる所にいる代表代理にまで言いに行かなきゃいけないんだよ。漏らすわ。

カフェのバイトが恋しいです。

肉体労働だから疲れ果てて、家でコーヒーを淹れる気力も無くなって、半年前に買った豆がまだ残ってる。

 

そういえばiPadを買ったのも今年だったな。

iPadはもっぱらなめこ収穫とポケモンホームとプロット(という名の絵コンテ)で使ってますね。

イラストも描くけど、イラスト描くにはペンが重いしペン先が太い。普通のペンタブよりも描きにくく感じる。よってあんまり書いていない。

出先でもプロット進められるようになったのは大きな時短に繋がるのではと期待している。そもそも今年はあまり外出できなかったからiPadの真価が発揮されなかったのかもしれない。来年に期待。

 

 目新しい事はこのぐらいかな。

他にも細かい意識が変わっていってるところもある。

やっと元気になったのかな私は。まだ怠惰を引き摺っているけど、あれやりたいこれやりたいがあるとか、提出物を期限内に出せるとか、改善の為に環境を変えようとしたりだとか、かなり行動ができるようになった。

大丈夫。動けてる。金の浪費がすごいけどしっかり今年も生きていけてたよ。 

 

来年の抱負はリベンジザ2020ですね。

コロナによって出来なかった2020年の目標を叶える。

新しい事にチャレンジするのも継続して。

初っ端トレース台が届くはずなのでまた環境が変わる。作業スペースの拡張もしたい。 

そして新刊携えて着物バシッと着てコミティアに出たい!!!

今年は読んだ漫画や小説の数が少なかったので、来年はたくさん増やしたいね。

あ~本棚も拡張しなくちゃ…。

ブログもある程度更新怠らぬようにしたい。 

 

そういう訳で、今年のブログ更新はこれで終了。

良いお年を。

とうとうスマホがぶっ壊れたので買い換えねばならなくなりました。

原因は多分私が踏ん付けたからですね。画面にヒビが入ってるので。

はあ…まさか新しいバイトの初賃金の使い道がスマホの買い替えとは。まあ真っ当な使い道だが。

でも空木はスマホほぼ使わないんですよね。

使わないっていうか、あれば使うけど無くても困らない。スマホの主な用途は時間確認だったので腕時計を買ってから開かない事が多くなってた。

一応メモ帳に創作のネタとかメモしてたな…。それ失うのちょっと痛いな。アナログとデジタル同期できればなあ。あのメモから一年前に出した短編集の漫画が生まれたんですよね。

スマホ買い換えなきゃいけないのはひとえに職場のグループラインに参加しないといけないからなんですね。これだからライン嫌いなんだよ…。

 

そういえば昨日はコミティアお疲れ様でした。空木は自宅待機でしたが。

半月分の給料で生き抜いて給料日前の霞食い生活だったので…。

お給料来たら通販で本買いたい。

とは言えまた今月も半月分の給料、来月も約半月分の給料です。いつになったら空木は安定した収入の元生活できるんだ…。

 

 

近況はこんなもんですね。

実はバイト先が1週間以上お休みになってしまって暇すぎて休み中はネームとポケモンの色違い厳選用のサブロムのひかるおまもりゲットの為の図鑑埋めしかしてなくて。

何もしてないんですよね。金も無いし。

来年に期待。

 

 

温かい猫を抱きしめたい

また新しい生活が始まりましたが、若干シフト入れすぎて自分時間が減りましたね。少し調整しないと。

着物のローンを組むためたくさん稼がないといけなかったのでシフトたくさん入れていたのですがそのローンの話が無くなったので別にそこまで稼がなくて良くなりました。あんなに急いでバイト探ししてた私のズタボロメンタル返して…。。

色々とツイてないな今月は。

ここ2週間バイト以外のことしたっけ?

やることふんわりとあるはずなんだけど全然出来てない。ていうか脳が退化したわ。記憶保持能力が低下した。さっきまでやろうとしていたこと忘れちゃう。あと相手の言わんとしている意図が会話中に汲み取れない。これは元々だけど深刻な問題。こんなに私は頭が悪いのか。どうしたら改善するのかわからないし、落ち込みますね。

バイトは慣れるまで頑張ります。

慣れればある程度記憶喪失しても補えると思う。

人間関係がちょっと不安かな…。話が合いそうな人いないし、まあまだあの中で私に人権が無いから居場所無いだけなんだけど。1人でいても安心できるように家で使ってた100均の黄緑の折り畳めるアウトドアチェアを持ち込んで無理矢理居場所を作っています。

 

制作ですがもう前述のこともあり全く進んでない。一応6pの漫画を一本仕上げはしたか。

次は長編漫画の幕間漫画を仕上げつつ投稿用の読み切り漫画の構想を練る。

読み切りのアイデアはタイトルとふんわりとしたイメージだけ。とりあえず描きたいシーンだけしっかり決めて、あとは辻褄合わせだね。

特に投稿したい雑誌は決めてない。(問題では?)原稿が出来た時点で一番近い締め切り日の新人賞にでも送りましょうか。

 

インプットも全然です。

何も見る気が起きない。今やってるテネットは少し気になってるけど上映時間2時間半って聞いて二の足踏んでる。2時間半もじっとしてられるのか…?

インターステラーの監督だったよね?インターステラーは確かツタヤでDVD借りて観たんだけど映画館で観た方が絶対良かっただろと思えた作品だったから今回のテネットもきっと壮大な世界に私を連れて行ってくれるに違いない。

小説もこの間買ってちょっとだけ読んだ。ちょっとだけ。「樽とタタン」という小説。本当にまだ触りの所しか読んでないからどんな物語が見当が付いてないけど、作者自身の小さい頃の思い出の話なのかな。楽しみ。

漫画も全然読んでないですね…。私の原稿がフラれまくってるハルタという雑誌の「煙と蜜」一巻を読んだだけかな。買うだけ買ってはいるんですけど…。

ハルタ好きだからそこそこ漫画読むんですけど、割とどの作家にも入江亜希みを感じてしまうんですよね。「乱と灰色の世界」や「北北西に曇と往け」などを描いてる漫画家さん。快活で強くてきらきらした女性たちが単に自分にはそういう風に見えるだけかも知れない。でもそれでも描きたい方向性が作家それぞれちゃんとあるから個性派漫画雑誌で連載出来るんでしょうね。それが私には無いんですよね。はいはい。

最近自分に足りない技術を得る事より自分の持ってる技術だけで出来ることを探し始めている。向上心の消失と怠惰の台頭、歳である。

やっぱり自分の作品に自信なんか持てません。もう、半分諦めてる夢だから良い。

この世界に私の居場所は作品とアウトドアチェアしかなくて、もう一つ、作家という椅子があれば良いなーって思ってる。

もし夢を手放したら冴えない日々を死んでいくんだろう。居場所が無いまま。

今日が新しいバイトの初出勤日でした。

いやー疲れた…肩と左の親指が痛いです。親指へこんでるもん。

新しいバイトは物流系のお仕事。と言っても倉庫で商品や段ボール相手にちまちまするようなお仕事。

天職かも知れない。

元々同人誌イベントの後の通販の梱包作業とかめっちゃ好きな人間なのでずっと同じ作業でもそんなに苦じゃない。作業中はぼーっと考え事も出来る。

その上煙草が吸える。接客しなくて良い。髪型服装自由。一人でもくもく作業。天職か?

面接に落ち続けた事にめちゃくちゃ落ち込んでいたけど、落ちて良かったわ。

まあまだ1日目なんでね。他の仕事内容や自分の時間との兼ね合いや人間関係などまだまだ不安なことは多いけど、ひとまずはほっとしています。

とりあえずお金を稼ぐこと。これだけは逃れられない強制的な営みなので、苦じゃない方へいきたいね。

早くこの間完成させた長編漫画の5話目を印刷したいんだがね。今年中は厳しいかなあ…。遊び紙何にしようかな…。

 

一か月ほど、アルバイトですが就職活動をしていてまだ最中なのですがもう無理です。

世の就活生はよく心折れないよ。皆よくやってる。

面接すると自分に社会的に見て何が足りないかがよく分かりますね(白目)。

今日もやってきました。正直どうせまた落ちるだろうな…と思います。

執筆試験ボロボロだし緊張してザ根暗みたいな喋り方してたし面接担当の人の質問の意図汲めなかったり、もうだめだ~~おしまいだ~。

働く事、働くにあたって発生する有象無象の心配事。生きるの面倒くさいな。生きるの辞めたいな~。

落ちたらもうなんか適当なコンビニバイトで良いか…。コンビニ二度と働きたくないけど、選ばなきゃ職はある。選んでたら職に就けないわ。

なぜ早く職に就きたいかって言ったら勿論食費負担ができなくなるというのもあるが着物のローンを組む為ですね。

着物って高いですからフリーターの空木では一括で払えないんですよ。かなり負けてもらったんだけど、それでも結構な額。帯も買ったし。すごい自分に似合ってる着物と印伝という漆を使った伝統工芸で作られた帯を選んでくれたからすごく良い買い物だと思った。たっかいけど。

なるべく早く職就いてすべての心配事を排除したい。でもまた生まれるんでしょうどうせ。

人生とは何かを成し遂げる事じゃなくて心配事を排除する事なのかもしれない。

 

まあ私生活についてはそんなものですかね。最近は。

 

漫画はやっと長編創作漫画の5話目が終わった所です。

毎度苦しんでるんですけど今回も今回で苦しみました。

この間見た記事にも書いてあったけど、作画作業や物語とは一番新鮮で豊かな直感を漫画という表現媒体に落とし込む為だけの辻褄合わせであると。

この辻褄合わせの技術が無いから苦戦するんだけどさ。でもぽんと出てきた綺麗なセリフとかはたくさん入れられたな。大きいシーンはそうやってぽんて口の中に転がり出てきたセリフから逆算して作る事がままある。これがその辻褄合わせだろうけど全体としての物語の身体、脚本力が足りない。

どうしたものか…。作画終わるまでトライ&エラーで物語作ってるからどうにかしたいけど難しい。ちゃんと私は筋が通った物語を書けてるんだろうか?

技術不足は承知。だけどとりあえず5話目で描くと決めてたノルマは達成した。

続き物は今までの最高が5話だった。これから先は未知の6話目。長く続けば続くほど物語の軸がブレていきそうだから何回も読み直さないといけないだろうな。

 

最近のインプットは小説一冊やっと読み終えただけ。

イス刈湯葉さんの「人間たちの話」。

この小説は読みやすくて面白かった。日本のSF作家でこの著者の小説は2冊目。短編集。イスの文字が出て来なくてウィキで調べたらこの著者ガチ生物学研究者だと知りおおーってなった。作品の中でも生物学研究者が出てきたりその知識が炸裂するところがある。やっぱり専門の知識がある人は作り手になると「強い」よな…。

SFの醍醐味、世界観は勿論、語り手の視点が変わってて面白い。たまに皮肉が混じるのも良い。

「宇宙ラーメン重油味」と「記念日」が好きだなあ。冬のやつも好き。

やっぱり、短編集って良いな…。

でもこの間買った食事がテーマのアンソロジーは不倫の話が出てき過ぎて途中で辞めてしまった。食事描写は見事なメシテロだった。

 

私もまた短編集を作りたいものだが。

創作意欲がめっきり減っている空木です。

あるにはあるし描くには描いているが、勉強や練習やインプットの方を全くしていないんですね。

端的に言えば、向上心が減っているんですね。

良くないなあと思いつつ、そもそも技術向上の方法が分からないし、とりあえず目の前の原稿を進める。

手の細かなポーズや洋服のコーディネートが苦手でちょくちょく模写をしていますが、それが身になっているという実感が1ミリも無いので、これ意味無いのかなーなんて思う。まあやるだけまだ「何もしていない」状態よりは精神面では安心できます。

とある画家さんのインタビュー記事がTwitterで流れてきて、それを読んだ事で少しだけこの怠惰な日々の意識にヒビが入った。気がしたので。

www.1101.com

 ↑これ。読んでてかなり面白かったです。

 …うん。ちゃんとやらなきゃなあ。

自分の漫画、なんか見にくいなーと思っていたのですが、コマ割りも原因の一つだろうが技術が拙い癖に背景描きまくるから違和感が生じて人物や見せたい部分にフォーカスが向かず気が散るっていうのもあるかもしれない。そもそも見せたい部分を見せるっていうテクニックそのものが拙い。これはずっと自分でもなんとなくだけど感じていた。

背景、あんまりちゃんとパース取ってないんですよね…。取る時は取るけど、消失点が二個ある時とか紙の外にある時はなんとなくで描いちゃう。

 でも正確さが欲しいからって私の漫画の背景を全部デジタルや3Dモデルで描いたらどうだろう、違和感が寧ろ増すだろう。正確さは必ずしも透明にはなれない。私の漫画の作画の中で、どうやったら背景が溶け込み背景たる背景になるだろうか…。背景を見せたいコマもあるし、その透明度の操作を自在に出来るようになるには一体何をどれだけすればいいだろう……。途方も無いな…。

 この記事ではやっぱりインプットを推奨している。

色んな作品を見たり聞いたり体験したり。それらが自分の創作世界に何かしらの変化を与えてくれるのは身をもって知っている。

ただそれをしていればいいって訳では無く考えながら分析しながらインプット。大変だな。

技術を磨くことを怠っているな…。この記事内で言う所の直感力も。

いや、正直今年は勉強する気満々だったんですよ……。

色んな所行ったり美術館月一で行ったりするつもりだったんですよ…。コロナで全部出鼻くじかれたんですよ…。もう何もかも面倒くさくなりましたよ。

でもいつまでもうだうだ腐ってないで、リカバリーしていかないとな。