Hyper Carronade

灰色のはい

納豆キムチうめえなあ。

私の今持ってる能力を他の人が才能だとかセンスだとかってまるで生まれ持った物だとまことしやかに言うのだけど違うのです。能力は後から付いてくるもの。その過程をないがしろにされるのはやっぱり嫌だよ、例え悪意なく純粋に褒めているのだとしても!

物心付いた時からお絵かきが好きで幼稚園の時おえかきちょうを全部埋めたことを園長先生に褒められたのをすごい覚えているんだけど、多分才能っていうのは興味を持ちそれを続けようとする意志を指すんだと思う。意志っていうか、ある意味幸運だと思う。神に選ばれたとかっていうじゃないですか、幼い子が何かに興味を持つのってランダムというか遺伝も関係すると思うけど結局運だと思ってて、神に選ばれたってそういう事だと思うんですよ。

たまたまお絵かきの神様に選ばれて幸運にも私は絵に興味をもって、

それを技術として昇華させつつあるのが今の状態で、って話なんですな。

っていうのを納豆キムチご飯を食べながら思ったわけですな。

何も苦労せずに力なんて持てないんだから、違うんですよ。

色々な事が今の私を作っているんですよ。そして私はそれを誇りに思っていて、胸を張れるんですよ。今はね。

人ってそうやって生きていくんだなあって思った。これが悟りですかね。

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おてぎねくん旅に出る。

布団でうとうとしてる時に思い浮かんだ図。動画にしたかったけどうまくまとまらなかったから絵のみ。淡い虹色の感じが思わず思い通りにいって嬉しい。

 

今は書店員をやっているのですがもうそろそろ夏の文庫推薦祭りみたいなやつがあるみたいです。

書店員がおすすめする文庫を自分でポップを作って推薦し合うみたいなやつです。

多分。ちゃんと案内読んでなかったや。

今年は前と比べたら今月の時点でいっぱい読んでいますが、あんまり話題書を読んでおらず、この推薦祭りは今年か今月かに発売されたものが対象なので詰んでます。

ちょっと前に話題になったものとかをふと思い出して読んでみようと思って買うので…。ひねくれてるのか話題沸騰中の物を買うのに抵抗があるんですね。あ、でもみかづきは買いましたよ!(未読)

一番新しいので買ったのは短編少女という、色んな作家さんの短編がたくさん収録されている集英社のアンソロジーですかね。少年バージョンもこの間出ていましたね。どちらかと言うと少年の方が伊坂幸太郎さんもいらっしゃるので読みたいんですがそっちはまだ買ってません。

今読み進めているのは文庫ではなくエッセイ。おんなのこは森の中という本なのですが作者さんは変態です。

変態って下ネタ連発するとかそういう浅い変態じゃなくてまごうことなき理解され辛い変態さなんですね。

いい刺激です。がちょっと引く部分もあります。私が女だからかな。いや、それを差し引いても作者さんは変態さん。

 

今年読んだのは何冊あるんだろう。

一年で60冊くらい読破を目指していたような気がするけどどのくらいかな。

カラフル、銀の匙、キッチン、檸檬、フィッシュストーリー、夢見通りの人々、恋シタイヨウ系、女の子は森の中、地獄変ポラーノの広場…あー10冊か・・・このペースだと60冊にはほど遠い。

まあでも頑張った方だよな…。原稿とかもあったし。

読みたい本はたくさんある。

インプットは25歳までに完璧にしたいと思っていて。

というのも高校の美術の先生が吸収能力が良いのは20歳前半までで、それまでに色んな物を見ると良い、とおっしゃっていたからですね。

25歳は四捨五入したら後半かも知れないけどとりあえず25歳まで頑張って吸収作業をする。

ふらふらできるのはあと3年か。。短いな。

吸収作業は遊びと同じだから楽しいです。25歳を過ぎたら今度は何をして生きようかな。

今はアウトプットもそこそこしてるからなー。25歳になったらどういう風になってるかなー。

そこそこ苦労した学生時代だったけど、もっと濃く生きねばねえ。

今月は漫画や小説や同人誌を買いまくってしまった。一万円はゆうに超えている。

お金がある内はものの値段よく見てないな。

欲しいと思ったら買う。

で財布にお札が一枚も無くなるといよいよお金が無いんだなと実感がわき始める。

欲しい物にお金を浪費するのが好きなんだな…。。

ずっとこういう暮らしがしたい…。

 

エロ漫画のネームが一本切り終わったところで、なんだか気持ちがナーバスです。

それにツイッタのフォロワがごりごり減る。

なんなんだろう。減るタイミングが分からん。

別に突飛な事呟いてないし、むしろ全然呟いていないんだが。。

こんな数字に一喜一憂する自分もみみっちくて嫌になるししがらみが多くて心に良くないからツイッタやめたいんだけど連絡先として使ってるからやめられないんだ。

頑張って低浮上目指す。言いたいことは誰も見ていないブログに書く。

見るのも極力避けよう。情報が多くて助かるけど、やっぱりなんか人がいるから気を置いてしまう。いったん孤独になって精神を研ごう。

透明な空気を帯びたい。

ずっと澄んでいたい。

気を使うだけでも何か変わるだろう。

そもそもツイッタに書くような日常から私の作品が生まれたりするから私の呟き苦手な人は私の作品と反りが合わないんじゃないかなあという安直な想像をしてみたり。

フォロワって人であってただの数字じゃないから、思うことは色々あるよそりゃあ。減って悲しむのはおかしいことじゃない。ただなんかそう思うことがみみっちい気がしてうん。減ると元気じゃなくなるね。

そうそうネーム終わったその漫画は通販のみの頒布にしようと思っている。恥ずかしいから。

ウェブで全公開でも良いっちゃ良いが恥ずかしい。

お金を取るのは申し訳ないけど、装丁こだわった一冊の本にしたいという気持ちがあって、それの足しに…。

足しにすらならないよ大赤字だよ。見積もりしたんだけどそんなに冊数刷らない予定だからか単価がえらい事に…

儲けたいという気持ちは毛頭なくただちゃんとした形の本にしてみたいだけで、でも印刷代とか送料とか大変だからちょっとでも負担を減らしたく、あと無料で作品を売る事が当たり前のクリエイターに厳しい世の中になって欲しくないから作品の価値を自分で見定めて責任とるという意味でお金はいただきます…。

クリエイション活動は難しい。

なんだかSNSが主体になっている世の中で単にモノを作るだけじゃ負担が大きくて、色々器用な人が生き残るようなそんな海のような混沌とした世界で、不器用が根気よくやっていくのは難しい。

気持ちや技術や評価やアピールや金銭やなんやかんやがくっついてくるのが煩わしい。

物の前には人がいる。それが当たり前だと意識してやってかないとな…。

もう死んでから発掘されて誰かが私の作品を好いてくれるならもうそれでいい気もする。名声も欲しいけどやっぱりそれより良い物が作れたらもうそれでいい・・・・・

ナーバスだ~~明日は漫画の原稿用紙を買いに行く。

 

夏か

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創作漫画が描きたい。

最近よく生贄になる夢を見るんですけどなんのお告げなんでしょうかね。

あとカッターナイフの刃がうまく折れない。

今日も折ろうとしてあの後ろに付いてる刃を折るやつがふっとんで紛失してしまいました。

これからちょっと本屋とか行って色々買い物をしたいと思うんですがあんまり良い事がない日なので買い物も失敗しそうです。

山羊座の性格診断みたいなのを見たら20歳くらいまでの山羊座は暴走しているそうですが大人になると途端に大人しくなるそうです。あ~~…。高校の時の私は病気なんかじゃなくてぶっとばしてただけなんだな…良かった。

で今の状態もきっと病気では無くて大人しくなっただけなんだろう。

でも委縮しすぎちゃダメって言ってたし、もっと自分本位にしてもいいのかな。

それでもこの慎ましやかな気持ちは忘れないようにしないと、それだとただの自己中になっちゃうから、他人に迷惑をかけることだけは避けよう。

自分本位っつったって今の自分も勢いこそ無くなったもののかなりやりたい事やり放題しているから現状維持でいいのでは。。

とりあえず今年は遊ぶ年って決めてるから遊びます。

それが許されているからとても心地が良い。

遊ぶって結局私にとって勉強することと同じなんだな。

年齢は手に如実に出る

余裕ができた今だから言えることだけど、もっと苦労をするべきなんだなと思う。

別にしなくてもいいとも思う。

だけど物を作る人生を選んでしまったから苦労をするべきなんだと思う。

いろんな経験をすることで人間として深みが出るのではないでしょうか。

深みが出れば作れる物も変わってくるでしょう。

かといって真理を説きたいわけじゃなく、キャラクターを愛してほしいわけじゃなく、ただ淡々と日常の心の在る場所を切り取っていく、そういう風に漫画が描きたい。

豊かであるに越したことはないってことですね。

苦労みたいな負の荷物含めて豊かっていうんだろう。

 

それはさておきどうやら私は自分の作品に引き摺られるみたいです。

主人公の生き写しみたいになる。自己暗示力が高いようで、描いている内に自分が似てくるというか、逆でもあるんだろうけど。

そのせいかは知らないけど最近バイト先の同性の先輩が好きでしょうがないんですね。

まだ恋とかそういうあれでは無いと思うんだけど恋になってもおかしくないんだと思う。でも彼女が気になってしょうがない。彼女に一目置いてほしいと思っている。絶対に嫌われたくないから曖昧にほほ笑む事しか出来ないけど話しかけられたりするとめっちゃ嬉しい。他の人に褒められるのも嬉しいけど彼女に褒められるのは特別嬉しい。

私は実はバイセクシャルなのか?

思い返せば心当たりがあるような無いような…

特別な存在になりたい!と強く思ったりするのは相手が女性の時が多いな。

それともただ作品に引き摺られているだけなのか?

うーん。

とりあえず恋の入り口の感情が見えてきて、同時に今作ってる作品の形が見えてきた感じですね。

うーん。

同じにしちゃいけないのかな、作品と恋を。

あんまり恋愛の経験が無いので恋が崇高な物なのか身近な物なのかすら分からない。

まあ、仮にこの気持ちが恋愛だったとしても叶わない恋ではあるんですわ。。

とりあえずこの気持ちは様子見で。

本の厚み

梱包作業が楽しくて。

通販の準備に午後の麗らかな時間を費してしまいました。

再販してやっと自分の分の本が手元にやってきたのだけど厚みが感慨深いんですね…。

また本作りたい。

コミティアに参加希望を出してまだ入金していませんが次は創作本ですな。何年振りじゃろ。

 

デジカメが欲しいと思う今日この頃

文化的な一日を過ごした。

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新美術館恒例のお土産写真です。

ミュシャ展に行く予定が館内で草間彌生さんの展示もやっていたので、乃木坂まで来たついでにと両方見てしまいました。

ミュシャは正直あまり興味が無い芸術家でして、見たら何か変わるかもと思って行く決意をしたのですが、結果言えば変わりました。

描かれた女性のアンニュイな仕草と、でっかい油絵の光と影の柔らかいけどパキッとした明暗、全体の色味は大人しい暖かいものだけど全てがその色味に溺れることなくスポットライトで照らされた部分がひときわちゃんと見える、すげえうまい人なんだなと思った。よく見かけるあの装飾的な絵もあったけどでっかい油彩画の方が私は好きだなあ。すんごいきれいだった。うまい。すげえうまい。

なんだか神話的だなと思いました。シーンが。平和をモチーフにすると自然とそうなるのかな。意外と短い展示だったし晩年の作品と書いてあった気がするからこれだけでミュシャを判断するのはいけないと思いつつ、シーンが象徴的でいくつか印象に残っていて、物語チックというのか、なんというのか…。語彙がひどい。

印象に残ってる一つは戦争で襲撃を食らった町の人の復讐心を聖職者(?)が宥める絵。

真ん中辺りの男の人(町の人)が復讐心を持って、拳を突き上げていて、その拳をその聖職者(?)が手で受け止めている絵。

すごい象徴的だなと思ったけどあれ好きだ。

死体がたくさん描いてある絵だからあんまり見たくなかったけどあそこのシーンは良いものだった。

もう一つは海辺の崖で椅子に座って物思いに耽るように死んでいる老人の絵。

これはなんかうまく言えないけどすごい好き。

ポスターの絵も女の子がかわいくて良かった。

流石にミュシャなだけあってすごい人がたくさんだった。GW明けた平日だっていうのに皆時間があるんだな。私も人の事言えないフリーターである。

 

草間さんの展示はパワフルだった。パワーの作品だった。展覧会の名の通り魂だった。

最初のメッセージの時点ですごい勇気もらったからね。

で広い展示室の壁一面に飾られた極彩色の彼女の作品群ですよ。

彼女の胃の中みたいな空間だった。

あの作品群の数でも相当絞って展示されているみたいで、全部の作品500点くらいだっけ、全部飾った空間に行きたかったな。もう最早胃の中だよな。

作業量からしてもうゴリゴリの作家さんなんだなあ。自分の世界を表現しよう!という意気を感じた。そこには痛みも苦しみも楽しみもあった気がする。

無限の網の作品もすごい良かった。アクションペインティングの意味が分かった。

あの手癖というか力みとか絵の具の量とかで出る揺らぎもアクションペインティングなんだなあ…。暴れるだけがソレなんじゃないんだなあ。

作風がポップだからグッズにしやすいのかな、ミュージアムショップすごいかわいい物がいっぱいあった。やよいちゃん人形ストラップ欲しかったけど帰りの交通費がなくなるから断念した…。

結局安価なマステと魚のバッジを買った。バッジがマットな質感で魚だから気に入った。新しく買ったキャスケット帽につけた。

 

本当はその後六本木のゴリラコーヒーに行ってみたかったんだけど交通費の都合でまた今度に。

遠出するときはお金は少し多めに、そしてキャッシュカードも持ち歩きましょう。

六本木住みて~。