Hyper Carronade

灰色のはい

創作意欲がめっきり減っている空木です。

あるにはあるし描くには描いているが、勉強や練習やインプットの方を全くしていないんですね。

端的に言えば、向上心が減っているんですね。

良くないなあと思いつつ、そもそも技術向上の方法が分からないし、とりあえず目の前の原稿を進める。

手の細かなポーズや洋服のコーディネートが苦手でちょくちょく模写をしていますが、それが身になっているという実感が1ミリも無いので、これ意味無いのかなーなんて思う。まあやるだけまだ「何もしていない」状態よりは精神面では安心できます。

とある画家さんのインタビュー記事がTwitterで流れてきて、それを読んだ事で少しだけこの怠惰な日々の意識にヒビが入った。気がしたので。

www.1101.com

 ↑これ。読んでてかなり面白かったです。

 …うん。ちゃんとやらなきゃなあ。

自分の漫画、なんか見にくいなーと思っていたのですが、コマ割りも原因の一つだろうが技術が拙い癖に背景描きまくるから違和感が生じて人物や見せたい部分にフォーカスが向かず気が散るっていうのもあるかもしれない。そもそも見せたい部分を見せるっていうテクニックそのものが拙い。これはずっと自分でもなんとなくだけど感じていた。

背景、あんまりちゃんとパース取ってないんですよね…。取る時は取るけど、消失点が二個ある時とか紙の外にある時はなんとなくで描いちゃう。

 でも正確さが欲しいからって私の漫画の背景を全部デジタルや3Dモデルで描いたらどうだろう、違和感が寧ろ増すだろう。正確さは必ずしも透明にはなれない。私の漫画の作画の中で、どうやったら背景が溶け込み背景たる背景になるだろうか…。背景を見せたいコマもあるし、その透明度の操作を自在に出来るようになるには一体何をどれだけすればいいだろう……。途方も無いな…。

 この記事ではやっぱりインプットを推奨している。

色んな作品を見たり聞いたり体験したり。それらが自分の創作世界に何かしらの変化を与えてくれるのは身をもって知っている。

ただそれをしていればいいって訳では無く考えながら分析しながらインプット。大変だな。

技術を磨くことを怠っているな…。この記事内で言う所の直感力も。

いや、正直今年は勉強する気満々だったんですよ……。

色んな所行ったり美術館月一で行ったりするつもりだったんですよ…。コロナで全部出鼻くじかれたんですよ…。もう何もかも面倒くさくなりましたよ。

でもいつまでもうだうだ腐ってないで、リカバリーしていかないとな。