Hyper Carronade

灰色のはい

怖い話って読んだり聞いたりしてる時よりも、終わった後記憶として脳内で反芻されるときが一番怖いかもしれない。読み聞きしてる時は入ってくる文字や音を変換して理解しながら楽しむ事自体に集中してるから案外平気。だけど記憶の反芻って外部からの刺激は無く冷静に怪談に向き合うから怖さに直面する。思い出し怖がりみたいな。今それ。これからお風呂入ろうと思ったのに怖い話のシーンが続々奔流してきてもう入れない。考えないようにしようと思ってるのに止められない。外雨だか雪だか降ってて外から物音がするのが死ぬほど怖い。絶対窓の外で魑魅魍魎が跋扈してる。

洒落怖一時期ハマってて、怪談朗読動画とか漁っていたんですけどね。

普通に面白いんだけどね。小説になりそうな壮大な話もあればほっこりした話もあり、また本当に洒落にならない位怖いのもあったり。思い出し怖がりが怖いから最近全然怪談摂取してません。

因みに今まで見た怪談の中で私が怖いなと思ったのは「リゾートバイト」「かえるのうた」「自殺団地」「こっくりさん」「並んだ顔」「幽霊屋敷」「ナール、ナーシュ」「自転車に乗る夢」。そこそこ多いでしょ。たくさんのお話を見たんだよ。一気に。

リゾートバイトは洒落怖の中でも有名作。というか超大作。普通に怖かったしどことなくCoCみを感じた。これはもう一本のシナリオになれる。生贄系が私の恐怖のツボみたいなのでかえるのうたも怖かった。怖いっていうか不気味寄りの怖さ。

自殺団地は結構ベタな感じのホラーだった。

こっくりさんはすごい有名で儀式の概要だけは知ってたしクラスメイトがやっているのを見た事があったけど怪談は初めて見た。思ってた何倍も怖かった。色んなバージョンというか、この儀式をやったことによる怖いお話は他にもたくさんあるみたいだね。

並んだ顔は個人的にリゾートバイトよりも怖かった。人生で一番怖いと思ったお話かも。オチがまた怖いんだ。これ見た後しばらく扉・収納スペース恐怖症に陥ったもん。元々自分にパラノイアみたいな症状あるからあの扉の向こう側から3つの顔が見ているかもしれないとか押し入れの中に凶悪犯が潜んでるかもしれないとかそういう事を考えてその思考が止まらんのよね。

幽霊屋敷もすごいベタなタイトルの割にめちゃくちゃ怖い。この怖さはヒヤヒヤスリリングな怖さ。手に汗握る。

ナールナーシュは単に好き。怖いけど。これもちょっと生贄関係。

自転車に乗る夢はちょっと変わってたな。オチがヒェ…ってなる感じだったけど登場人物の仲間思いな感じが良かった。

 

なんか思い出していたら余計怖くなってきたわ。ブログ書いてたら集中して恐怖心薄れるかなと思ったけど、違う話題にすれば良かった。