Hyper Carronade

灰色のはい

早速すぎますが持ち込みの記事を書こうかと思います。

というか今日はカロリーの高い日になってしまった。

朝っぱらから母親から離婚に関するラインを送られ、よりによってこれから持ち込みに行こうとしている時に!と悲しみと怒りに沈む羽目になりました。出鼻をくじかれたというか水差されたというか。

なんとかどうにか長い時間をかけてラインを返し続け情報を得て、状況は詳しく分からなかったけどとにかくこんな大事な時なのに両者の間にコミュニケーションが圧倒的に足りないというのは分かったので父に諸々説明して安心させてやるように言いましたが、うまく転がっていけばいいなあと思う。と同時に親の離婚を後押ししているみたいで酷く悲しい。なんで私が橋渡しみたいになってんだよ。受け皿みたいになってんだよ。二人の問題であって私は関係無い、巻き込まれたくない以前に両親の諍いなんて見たくないんだよ。私はあなた達が離婚したってあなた達の子供なんだから。

なんでこんな事になってんだろう。私の家族どうなってんだろう。

父も母もどっちも大嫌い。でもどっちも愛してる。ああもう嫌。

 

持ち込みの話しようね。

とっても勉強になった!

案の定20分くらい迷ってビル見つけられなかったしテーブル暗めの照明で怖かったし編集者さんダウナー&クールな感じで怖かったけど、いいアドバイスをたくさんもらえた。大学の講評みたいにキツイ言葉だけを言われるということも無かった。私は相槌と感嘆の声を漏らすだけだったけど話を聞いているの楽しかった。

元々漫画はほぼ独学で何もかもが分からない0の状態で今までやって来たから全てが感動的なほどありがたかった。新しかった。分からないっていうのはそのままにしてはいけないね。本当に持ち込み行って良かったよ。

言われたことをそうベラベラとネットで喋るのもどうかとは思うけど、全体を通して言われたことを簡潔にまとめると

・過去作より漫画っぽくなっているし画力も上がっているが新しくなるほどお話が抽象的で読後にお話がよく分からない

・一枚の絵の魅力が無くなっていっている

・雰囲気、ふわっとした感傷の域を出ない

・細かい世界観とかの絵の描写は丁寧だがそれだけでは魅力とならない

・絵に味がない

・好きなものを描くというのは大事だけど、商業でやるなら自分の為じゃなくて自分みたいな同じような趣味を持った人の為に描くという意識を持つ

・突き抜けた物を持とう

・読んでみて明らかに気持ちいい漫画を思い切って描いてみよう

といった感じだった。

この方は良い所と悪い所を両方言ってくれたので優しい。

持ち込みは今まで出した同人誌とサイトで公開している漫画をコピーした物を見てもらいました。でもギャ運は見せませんでした。見せればよかったとちょっと後悔しましたが中途半端なお話なんでね…。

サブカルっぽい漫画大好きなんですよ。それこそ宮崎夏次系さんとか西村ツチカさんとか、福島聡さんとか。市川春子さんの短編集とか。私もそういう漫画描きたいなーと思っているのですが、曰くこうしたサブカル系の漫画はその世界のトップでさえやっていくのがやっと、という感じらしい。大衆に媚びろという訳では無いと言ってくれたけどやっていくのは難しいらしい。

正直バイトしているから、漫画一本で食っていこうという気概は無いんですね。

じゃあ商業じゃなくてもあなた良くない?と思わないでも無いんですが、教授との約束…。うう。。今の自分の事だけを考えるなら同人でも満足しているんだ。でも、教授~~~助けてくれ~~!俺はもうだめだ~~

確かにこの間描いた「此岸の道すがら」は自分が描いた漫画の中でもずっと分かりやすい方だなと思っていて、それがpixivでかなり評価を頂いた。

分かりやすさは大事だな。訳分かんないけどかっこいい漫画大好きなんだけど。でも私はかっこよく描ける実力を持っていないからただ訳分かんない漫画になっちゃうんだ。それは、良い漫画ではない。

かと言ってよくバズるような○○さんはチョメチョメ、○○さんは何々したい、みたいな漫画は申し訳ないけど絶対描きたくない。

でもキャラクターを魅力的に描いて、それから舞台を明かしていくというのが読み口としては親切だともおっしゃっていた。版権にハマるようになってよく分かったけど、好きなキャラクターが動いているだけでも楽しいもんな。

魅力的なキャラづくりが出来ているかって言ったら微妙かな…。キャラづくりについて質問すれば良かったなあ…。ともすると、○○さんは系の漫画を描いてみるのも修行になるのかな?

絵は、確かに味無いよな。味っていうのは特徴って意味だけじゃ無いだろうけど、私の絵に特徴無いよね。良い絵だっていうのはその絵を見た時にそう感じるものだけど未だにその良い絵が一体どういう事なのか、どの条件をクリアしているのか分からない。確かに良い絵だっていう感動はあるのに、それが何を見てそう感動したのかが分からない。良い絵ってなんだろう。

画力はあがったのに一枚の絵の魅力が無くなっている、と言われたけど難しいね。

どうすれば良いですかって聞いたら、目が良いと思った漫画や手や横顔が良いと思った漫画の模写をたくさんして部分部分を色んな漫画からパクリながら自分の絵を作っていくといいと言われました。かなり具体的なアドバイスですごく助かった。まあ、要はたくさんインプットしながらアウトプットするしかないって事ですな。

質問実はそんなに用意してなかったんですね。自分で何が分からないのかが分からなかったからとりあえず分からなかったコマ割りの事と説明を入れる塩梅の事を聞いた。

質問これだけで時間勿体ないな、もっと聞きたいなと思ったけど、しばらく立ち止まる期間を設けて漫画を描いて、行き詰ったり疑問が浮かんだらまた持ち込みに行こうかな。

自分にしか描けない物を突き詰めて描いていこうとも言われたな。自分の萌え、フェチ、性癖は武器になるようだ。自分の好きな物をこういうの好きだバーンって出せば同類が喜ぶ。突き詰めたら訳分からなさに拍車がかかりそうだし登場人物の四肢という四肢がもげそうだ。

いかん。読者という視点を忘れずに。

 

そんな所ですかね。

やっぱり創作に携わる人の創作の話は楽しい。何々区に新しいスーパーができただのあそこのスーパーは毎週水曜日に卵が安くなるなんて話よりずっとずっと楽しい。

美大を退学して早二年が過ぎてました。

二年…いや、短いなあ。美大を何事も無く卒業した世界線の私は今何をしているだろう。実はこちらの私とそんなに変わらなかったりして。大学には流れで入ってしまったし、結局私が一番やりたい事って漫画描く事だし、油絵もアニメーションも立体作品も自分の手に馴染む物じゃなかったし。

教授私の事覚えてないだろうなあ。

私は存在感の無さにだけは自信ありますよ。ただ普通に傍を通ろうとしただけでめっちゃびっくりされるんですよね。一緒に住んでた家族でさえそういうリアクションをしていたので我ながら隠密行動に長けすぎではと思います。省エネの為話しかけられない限り喋らないし大きい音が嫌いなので自分からそういう音は立てないですからね。それにしたって気配とかあるものじゃないですかね。

私の影の薄さはどうでもいいんですけど、退学するにあたり教授と面談を何回かしたんですね。退学の動機は何回も書いた気がするけど、お金が無さ過ぎて絵の具もなかなか買えなかったし削られるのは食費で死にそうだったしそのせいで精神的にも病んで幸せそうな同級生が心底憎くて本当にいつか人殺しそうだったのでこの状況をどうにか変える為に退学という手段を選んだわけですね。

私はこの選択を、後悔すると分かってて、でも現状ベストな選択だと思って選んだのです。人殺したり餓死するよりはマシですからね。でももっとうまく立ち回れただろうなっていうのはずっと思ってて、こんな結末にならない方法があった筈だからこそ退学という選択肢は結果私にとって「絵から逃げる」という意味を持つものになってしまった。

教授は、絵や漫画を描くのが好きなら、退学という選択肢をただ逃げる為っていう意味にしないで、何か目標を持ってそれに進む為の栄誉の退学にして欲しいと言いました。まあ当時の私はその教授の意図が全く汲めなくて、教授の言ってる事分からないし私の事も分かってもらえない、完全に分かり合えないと更に絶望したものですが、それから一年経過してからようやく分かったんです。逃げる為に退学した、と、漫画家になる為に退学した、と思うのとじゃ全然違いますね。気持ちの持ちようもそうですが、なんていうか、続けることって大事なんですよね。逃げた、だけじゃそこで停止になるというか、逃げただけなんですよね。でも逃げた、の後に漫画家になるという目標があれば道が続くんですよね。全ッ然言葉で上手く言えないんですけど、私自身が分かっていれば良い事ですね。

ああ、迷子の私に道を指し示してくれた、優しい教授だったな。そして、美術を愛している人なんだなと思う。

そんなこんなで教授と目標として「漫画家になって美大中退しましたって言う」って約束をしました。

実は明日出版社に漫画原稿の持ち込みに行ってアドバイスをもらってきます。

すぐデビューという訳では無いので約束を果たすのはまだまだ先になりますが、約束の為の、ようやく一歩です。

一歩に二年かかりました。かかりすぎです。

でもインプットも心と体の回復も必要だったので、教授許して下さい。覚えてないかもしれないけど。

ああ…でも正直不安です。ちゃんと目的のビルに辿り着けるのかも不安。電話の先の編集者さんかなりどもってたし大丈夫かなあ。まあカスタマーサービスでもなし電話対応でどうこう考えるのもどうせ杞憂で終わるし、気楽に、大学の講評に比べたら絶対気楽だから、勉強させてもらいに行くのだ。

上手くいかなかったら後日また記事で愚痴でも書きましょう。

 

 

f:id:utsuligi:20181021124129j:plain

余談。

早速小さい目標であった電子タバコデビューを果たしました。ミニストップで売ってました。見て下さいこの文房具に紛れていても気付かないであろうフォルム。

いい匂いのケムリを吸う機械ですね。煙草吸ってる感は無いです。

私がいつも吸ってるのはアークロイヤルスイートという銘柄でタールは9mgとそこそこライトな奴です。普段からピアニッシモみたいな軽~い煙草を吸っている人からしたらこれも同じくらいに思えるのかも知れませんね。

リキッドは消去法でコーヒーフレーバーを選びましたが、これは結構おいしいのでは。コーヒーって言うよりキャラメルっぽいけど。

もっと種類あるんですかね?メンソール系苦手なのでコーヒーしか選べなかったんですが、チョコレートとかあったら良いな。アークロイヤルスイートがチョコレート味の煙草なんですよ。

ちょっとメンテナンスが面倒そうだなと思いますがゴミ削減的には良いのかもしれませんね。リキッドも1個で結構吸えるから安く済む。リキッド入れる時とかヤバイ薬やってるみたいで楽しい。でも私の煙草の好きな部分が根こそぎ無くなっているので私はこれを煙草として認識しません。別物として楽しむ物ですね。煙草は煙草。これはキャラメル蒸気吸引器。私は禁煙する気はさらさらございません。

 

f:id:utsuligi:20181021131646j:plain

余談2。かわいくないですかこれ。フジタの方じゃなくてウサギの方。

手足が自在に曲げられるのでこうやってコードとか鍵とかをひっかける事ができるっていう代物なんです。

クラフトホリックのウサギ大好きなんです。ぬいぐるみとかキーホルダーとかつい買ってしまいます。

ご当地クラフトホリックがあるので是非集めたいんですよね。まだ東京の雷門の子しかいないんです。自分の住んでる県さえゲットできていない始末。

ひとまず小さな目標ができました。

5万円貯金して香港へ旅行に行く事です。

特に香港にこだわりは無いんですが、ネオン街を見に行ってみたいのと単純に近くて安いらしいからです。

バイト先の旅行好きのおばさん達が話しているのを耳にして、ちょっと聞いてみたらツアーで安いのだと29,800くらいで行けちゃうらしいです。しかも物価とかが日本と比べて断然安いそうです。

5万円って言うのは余裕を見てって事でこの金額です。お金に関しては極上の貧困を味わったことがあるので余裕が無いと安心できない性質になってしまいました。

でも海外旅行にはパスポートとか発行しないといけないんですよね?まだなんも調べてないから色んなことが分からないんですが、まあぼちぼちやりましょう。

いきなり海外旅行とか、国内旅行から徐々に始めればいいのにと我ながら思いますが、ちょっと勇気出して踏み出した方がなんかやり遂げた感は一入だと思います。無計画と無鉄砲の権化である。

国内ならまあ修学旅行とかも行きましたしね。茨城にも御手杵の槍を見に一人で一泊二日しましたし。遥か昔に九州にも行きましたし。

香港旅行を無事に終えたら、またお金を貯めて少し足を伸ばしてタイとか行ってみたいです。

国内でも漫画の取材の為に行きたい場所があります。

江戸東京たてもの園とか川越の小江戸。古い建物の資料が欲しくて行きたいなと。どちらもそんなに遠くない場所なので近い内になるべく早く行きたいですね。

 

最近は同級生がどんどん出世というか芽を出していく感じがして、焦ります。

なんとなく求人見てたらデザイナーの求人がめちゃくちゃ多くて何事かと思いました。

そんなにデザイナーさん足りないんか。

私はデザイン全く齧っていないしwindowsなのでイラレもフォトショも授業で触った程度しか無いのでそういう関連の仕事には就けない。即戦力を欲しがる求人ばかりだったし。

ものづくり系の仕事ってデザイン系がほとんどで、イラストとか漫画はあまり無いんですよね。

正直自分はイラスト描くの苦手で同人誌の表紙描くのでひいひい言ってるくらいですから、イラストで勝負する世界にも行けず。

今自分が持ってる力だけでは本当に何もできないんだなと痛感しました。

出来る範囲でやるのでは無く、出来ない事にもチャレンジしていくことが技術を切り分けて売る世界では大事だと思います。

チャレンジが経験となりきっと私をパワーアップしてくれるはず。

人間は経験からでしか語れないのだから、色んな物を語る人間になるには自ずと経験が必要になる。

まだやったことない事たくさんしないとな。

まだちゃんとしたアーティストのライブにも行った事無い。電子タバコも吸ったことない。アフターエフェクト体験版インストールしたまま放置してる。

◎◎◎

いつもの鬱っぽいのが戻って(?)来ました。

やっぱり風邪薬のせいでハイになってたのかも知れません。

戻るどころか絵が描けなくてネガティブになって、でも剥離したみたいに明るい部分もあって、まあ、でも、いつも通りの自分になりましたね。

私にはやっぱり無様に世界に許しを乞う姿が一番似合っている気がするよ。

羨望と贖罪と自己肯定の為に作る作品なんて存在してはいけないのかも知れない。

でもやりたい事、実は結構あるんですよ。ギャラクシー運送の漫画をアニメっぽくする事とか。漫画の結末とは違う結末をアニメにして描いてみたいんですよね。音とかも作って。Live2Dだっけ、平面の絵を動かせるソフト。ダウンロードして、まだいじってないんですけどあれを使ったら簡単にアニメーションにできそうな気がするんですよね。技術を覚えるまでに時間がかかりそうだけど。あとフリーゲームも作ってみたいし。絶対描きたい長編漫画もまだ一本あるし。

全部やらない内は死ぬわけにはいかない。

早く死にたいけど同時に老後の生活にも夢を見ていたりする。

もらえる年金今のお年寄りよりも少ないだろうけど。

自邸とか建てたい。

現実味の無い夢でも、未来を生きる気力になり得るのなら語っても良いと思う。

とうとう夢を燃料に生きるようになっちゃ、おしまいかも知れないけど。

なんだかんだ皆忙しいから、目の前の事の処理である程度人生の轍を稼いでいるんでしょう。

そんな事は別にどうでもいいんですけど。

 

ここ一週間くらいはたくさんインプットができたと思います。

映画も観たし、アニメもちょっとだけ観たし、漫画も読んだ。小説も。演劇も。ゲームプレイ動画も。

 

映画は「シェアハウス・ウィズ・バンパイア」。三体のバンパイアが共同生活する様子をドキュメンタリー形式で描いた映画。

シュールで、とてもかわいかった。所々のチープさとバンパイアが現代生活に馴染めるように工夫して生活しているのが良い。でもIT系には弱い。結構血が、それこそチープにドバドバ出るのである意味グロテスクではある。そしてちょこちょこ笑かしてくる。全体的にほっこり愛おしい映画だった。私はとても好きな映画でした。

 

アニメは「ガンダム00」と「はたらく細胞」を3話ずつ程度。

 

漫画は「やすらかモンスターズ」と「ボクらは魔法少年」と「ひつじがいっぴき」。

やすモンは超かわいかった。安心感がすごい。この安心感は多分幼年誌で連載している漫画に通ずる安心感。連載はモーニングらしいが。主人公のスケルトンが言い方悪いけど性的。かわいい。一巻しか読んでいないんだけど、既に三巻で最終巻を迎えている作品だった。本屋行って探しても無かった…。続きが読みたい。

魔法少年はツイッターで作者様が一話フリー公開していて、それで知ったんですが、絵が大げさな形をしていて上手い。かわいい。すごく流線と図形を感じる絵。こういう絵大好きだ。絵のサブカルっぽい感じとは裏腹にストーリーは割とベタに少年漫画していた。ただ女装して魔法使うという点だけ他の漫画と違う。でも「かわいい」というこの要素が今後どうやってストーリーを味付けしていくのか、最終地点でどうなるのかは未知な感じで楽しみ。

ひつじがいっぴきはすごい作者様の性癖を感じる良き作品。夢の中のお話。

夢の中の主人公はかわいい服を着てて強くて素敵な女の子だけど、現実の主人公は真面目で目立たない子。だから夢の中を楽園としているんだけどある時夢の中に化け物が現れるようになる。かわいい女の子が化け物に痛めつけられて殺されるリョナ的な部分に作者の性癖が見える。不良の強いお兄さんが一応味方になってくれるんだけどこのお兄さんが読んでてひやひやして怖いんだな。次の巻が気になる。

 

ゲームは「OFF」という洋ゲーなんですが、自分でプレイしたかったのにキーボードが反応しなくてプレイできなかったのでプレイ動画を見ました。絶対win10のせい。最新アップデートも2014年くらいだったからwin10に対応してないのかも知れない。いつかアップデートが来た際は自分でプレイしたい。めっっちゃ良かった。絵もBGMも世界観も結末も最高だ。バッターさんが好きだったから余計辛いが、自分で考察してみるとあれで良かったのだと改めて思う。

ガーディアン達の理想の遂行の結末がああだったし、幸せな世界とは言えなかったから、バッターさんの行う「浄化」はある意味排除という一番短絡的な救済だったと思う。officialendの方がこのゲームのエンディングにふさわしいと思ったけど、バッドバッターさんかっこいいんだよなあ。

細かい所の考察は全然していません。バッターさんが結局なんなのかもヒューゴも世界自体もよく分からない。世界=ヒューゴの体内説は面白かったな。たくさんいる姿かたちが似通ったエルセン君たちが細胞でガーディアン達が臓器でヒューゴが心臓で、それを破壊していくガン細胞的なのがバッターさんっての。でもじゃあ亡霊はなんだろうね。

またゆっくり自分でも考えたいな。

とにかくアップデート待ってます。

 

先週は妹の演劇を見に行きました。

「飛行船帝国」という脚本だったのですがこれがとても私好みのシナリオでした。

常世と現世の狭間にある飛行船帝国。死者の魂的なものが留まって暮らしている。そこは本来飛行船乗り場で、常世に行くために魂は飛行船に乗るのが常。

魂は記憶を普通持っているけど、妹が演じた空という少女は自分の記憶を持っていない。8月が終われば消える「虚(うろ)」という存在が、9月になっても帝国内を彷徨っている。虚は「宝物」を自分の中に取り込むと消える。…さて「宝物」とはなんだろう。

それぞれキャラクターが良い。死神様の衣装が本当にかっこよかったし美声だった。ギャグとシリアスのガラッと変わって緩急ある感じが引き込まれた。

特に妹は真顔になると怖いので、シリアス場面とか怪しいダンスの所で真顔になられると本当に周りの気温下がるからある意味長所になっているのではと感じた。空は割と純粋で無邪気なキャラクターだったから余計にね。

最後のシーンの「行ってきます!」が本当に良すぎてね。思わずうるんでしまった。

 

インプットできたとしも、アウトプットが出来なければ意味が無い。

ちょっと今は自尊心が地の底なので辛いけど、良い作品作れるように頑張ります。

人生が無条件で楽しく感じられて、ものを考える時間が減りました。風邪薬や鎮痛薬に何か快楽物質みたいなのが入っているんじゃないか?こんな根拠もなく湧く生きるの楽しいって気分は絶対おかしい。まああれだけよく分からない成分入ってたら精神向上の作用があってもおかしくないのかな。

それはさておき何も考えられないという事はつまりいつも不満から自分の言葉が出てきているって事なのかも知れない。

いけない。と思いつつ幸福感が高ければ高いほどそれ以外を欲する必要もなくなるのだから何も考えなくなるのも自然な事なのかな。だったら私不幸の方がいいのかもね。

作品作ってる人って何の為にそれをしているんだろう。幸福じゃない寂しい部分を埋める為?

私は過去に正当性を付ける為、自分の存在に価値を付与する為、単に描きたい作りたいと封印されし右手が疼く為。好奇心。自分の頭の中のイメージを自分の手で具現化できる能力があるのに何も作らない選択肢ある?

そういえばさっきツイッターで回ってきた新聞記事(お前の世界どんだけツイッターに汚染されてんだ)に、芸術は自己実現ではなく輝くのは外の世界の物だという文言があって、すっげえ自分を否定された気分になった。世間的に見れば正しくて良いお話なのかも知れないけど私はこれに同意できない。

芸術の世界はエゴがぶつかる醜い争いの世界では無い、日常を大切にできない人は芸術家にはなれない、と言う。「日常」はこの筆者の言う所によると家族とか生活、ひいては仁義みたいな物だと思うんだけど、ちょっと綺麗ごとが過ぎるのではと感じた。

そもそも何を芸術と線引きするのか?価値?綺麗さ?それを決めるのは結局個人個人のジャッジによるものだと思う。本人がこれは芸術だと言えばそれは芸術になるのでは。また、他人がこれは芸術だと感じればそれも芸術になり得るのでは。誰が決めるって一人一人が一個ずつの答えを持つもので、全部正解なんだ。筆者の中では日常や家族を捨てて作品作り(又はそれによる利益の獲得)を選んだ人間を良しとせず生活と芸術の両立ができるのが本来の芸術家だと言うが、勿論これも正解。そしてその日常や家族を捨てて作品を作っている人間の選択も本人が良いと思うならまた正解。

だから自己実現だって芸術になる。勿論人の為の作品もあって良い、デザインの領分な気がするけど。

人間の醜悪なエゴは無視できない。地位名誉、金、承認欲求。これらを悪い物として扱うのもどうかな。それに救いや未来を希んで心の拠り所にしても良いんじゃないか。

意地汚い人間の作品を芸術じゃない、良くても短命、と言っているのだろうがそれはあくまであなただけのジャッジに過ぎないのでは?そもそも芸術という角度から日常、家族に言及するのは複雑だから断定形で意見するのは危険ではないか。もし筆者が芸術の世界を皆の思うような醜い競争では無いと言いたいだけなのであれば日常とか家族の事出さなくても良くない?とも思った。生活との両立は難しい上に運が作用する部分もあるのにオールクリアが条件、できない人間の作品を否定なんて潔癖すぎてシンプルに嫌い。環境を整える為の取捨選択のどこが悪いのか私には分からない。綺麗であれ、正しく在れ、謙虚であれ、芸術家はそういう物だ。いや、違う!絶対違う!

私個人はそう思う。

新聞記事書いた人、評論家なのかな?芸術家なのかな?分からないけど、とにかくこれもこの人の個人の意見である事には変わりないから、さも全世界に共通する正論ですみたいに断定的に言い切るのやめてほしいや。私みたいに「だと思う」を多用してほしい。

ああでも、創作活動に対する誠実さだけは潔癖であって欲しいなあとは思う。

創作活動に誠実に向き合った上で家族や生活が邪魔になったのなら排除する選択肢を選ぶのも有りだと思う。思いたい。許されたい。

うーん、例の記事を勧善懲悪的な解釈で読んだけど読解力に自信が無いから、勘違いしていたらごめんなさいね。

ただ、私は自分が救われる為に大した事もない作品を作って生きているから、芸術家と言う肩書に憧れこそすれ欲しいとは思っていないから良いんだけどそういう私のような人間もいるから、否定だけはしないで。そっとして。ただでさえそういう人間は生き辛いんだから。通常良しとされない地位名誉財産承認欲求に縋って生きていく生き方を許して。

 

これでも今人生楽しいです。多分鎮痛薬たちのせいで。

風邪が治らんです。

それどころかここ2日本当に鼻水が酷くて、立ってるだけで重力に従って垂れてくるので生活(主にバイト)に支障が出てます。寝るにも苦しくて眠れないし、ティッシュが湯水のように無くなる。ついでに歯が痛い。

こんな量の鼻水一体身体のどこから来るんでしょうかね。

そもそも鼻水って何なんだ?ってちょっと調べたら一日6ℓも作られるそうで。6ℓ。

教室で箱ティッシュ常備の生徒がクラスに一人はいたけど、大変だったろうなあと今更同情なんかしてみたりします。

原因はクーラーとバイト先のショーケースの冷房による冷えかなあ。外と中で寒暖差すごいし体調崩してもおかしくないよね。体調管理難しい。

9月になったけどしばらくまだ暑いっぽいし、夏は概念だけ残して消えてしまえばいいのにと毎日思っています。

 

まだスーパーのバイト辞めてません。心理戦に負け続けて結局半年続けてしまいました。早く辞めて書籍の側に行きたい。もう掛け持ちで始めてしまった方が良いかもしれないけど時間…疲労……。もう少し体調が回復してから。

でも少なくとも11月のコミティアまでは続けたいと思ってます。イベント付近であんまり生活がごたごたするのもよろしくないし。

 

最近はそんなところですね。

今年も同級生が次々誕生日を迎えていって、どんどんアラサーと呼ばれる領域に近づいていくのを感じます。

私はアラサー女って概念、結構好きなので、かっこいいアラサー女になる為に頑張りたいと思います。

でも社会的な側面での私の持ってる現状唯一の免罪符が若さなので、年取るごとに許されざる存在になっていくのがちょっとネックです。

f:id:utsuligi:20180829211328j:plain

昨日東京都美術館に行って来ました。

藤田嗣治展とおべんとう展の二つに行きました。

f:id:utsuligi:20180829211752j:plain

 

いや~、藤田展すっごい良かったですよ!ちょっと冷房寒かったけど

没後半世紀という事で今までで一番大きな規模の回顧展だそうで、作品の量が圧巻、多くて見応えあった。一人の画家のちょっと大きめな展覧会って影響を受けた画家とか同じ派閥の芸術家の作品も一緒に置いてる事が多いけど、今回の藤田さんの展覧会は藤田オンリー。集めた主催の方もすごいけどこの量を描いた藤田さんももちろんすごい。約60年間の彼の芸術。時系列に歴史を追うように展示されてたので、なんかすごい、絵画の推移だけじゃなくてもう一人の人生を経験したような、充足感。

藤田さんは私が大学の時20世紀美術論という授業で半期かけて学んだ芸術家で、多分私にとって一番よく知っている芸術家なんじゃないかな。彼の作品はどっかの美術館で常設展示だったと思うんですけど『アッツ島玉砕』とか戦争画は見た事あったのですが、有名な乳白色の下地を活かした絵は一枚も見た事無かったので、今日初めて見てやっぱりスライドで見るより実物はずっとなめらかで独特で綺麗だと思いました。見れて良かった。こういうのは次いつになるか分からないもんね。

藤田さんの人生を垣間見たような~と言いましたがキャプションには細かい事は書いていませんでした。多分。

彼がフランスに行ったのは当時の日本美術の技法だけ見様見真似の西洋画に反感を持ったからと授業で習ったような気がするし、もっと生まれた国である日本とうまくいかなかったイメージがあったのですが、今回の展覧会はあくまで彼の関心とそれに伴う技法(主に乳白色の下地)の推移とその当時起こった事を主軸にキャプションは付けられていたみたいです。

…まさか授業が間違っていたとか無いよな?

自分が授業で習った彼の人生よりもこの展覧会から読み取れる彼の人生の方が順風満帆でちょっと戸惑いました。

乳白色の下地の絵肌で裸婦の透き通った肌を表現し、細い黒の線で日本画のように輪郭をとるといったような画風が有名な画家ですが、その前の現在の芸大にいた頃の絵とか、キュビズムとか友人だったモディリアーニに影響されてる絵とか、中南米へ旅をした時の乳白色とは正反対のどぎついべったりとした絵とか、ポスターとか、茶色を基調とした気迫を感じる戦争記録画とか、かなり色んな表現に挑戦した画家さんだったんだなと思いました。更に額縁も手作りしたり、食器とかも作ったり、理想の協会の模型を作ったり…。こんなにアクティブだったとは知らなかった。

裸婦の絵も神秘的で哀愁あって好きですが自画像も好きです。というか外見がキャラクター立ちすぎて好みです。もうおかっぱにちょび髭に丸眼鏡に金のピアスとかね、しかも猫とセットとか、人形愛好家とか、そんなんずるいやんどんだけ属性盛るんだっていう。

そういえば大学の同級生に藤田ってあだ名の、藤田嗣治にぱっと見似ているおかっぱ眼鏡の人がいたな。

自分が完全にセンター分けだからか、おかっぱとか前髪ぱっつん憧れているし好きなんですよね。

乳白色の下地が確立された最初期の絵は画面全体がぼやけて淡めの物が多くて、自分の視力ではギリギリ近くまで近寄らないとよく見えなかったですが、第二次世界大戦より後の作品は線がかっちりとして黒と白のコントラストが強くなって見やすくなったというか、まとまりが出た絵になっていました。ともすると風景画なんかアニメの背景にも見えてくるような気がしてきます。最初期の方が画面に西洋を観察した目とミステリアスさが出ていたけど、晩年のカチっとわかりやすくなった集大成のような絵も好き。選べない。どちらも好きだ。

授業では乳白色の下地を作り上げるのに色々な研究をしていたと習いました。不思議な陶器の表面のような平らで滑らかな絵肌。絵はやっぱり本物を間近で見た方が良いと改めて実感いたしました。

 ふと見てて思ったのが裸婦を描いているけど彼の絵に肉は感じないんですよね。肉の影や骨の浮き出てる影とか丁寧に観察して描いてるけど、人間の女の肉という感じではない。色か線で輪郭を取っているせいかもしれないけど、顔とかも、どちらかというと陶器とか人形っぽい。本当に浮世絵と西洋の油絵との中間のような独特な絵。

絵を全部見終わった後で彼について、すごい愛情深い人だったんじゃないかと感じました。 過ぎ去った過去の物とか失われる手作りのぬくもりとか、そういう物を大事にする人で、ものに対する愛情のこもった眼差しを感じたというか。うまく言えないけど愛を感じたのでした。

キャプションにもあったけど、過去を拾い集める画家さんだったんだなと。フランス滞在から旅を繰り返して元いた日本に戻ってきたらかなりガラッと変わっていて驚いただろうな。しかも戦犯責任問題で色々あったらしいし。そして晩年フランスに戻るとフランスもまた変わっていただろう。藤田さんが高く評価されていた頃とは違って戦争もあったし。

会場もかなり混雑していたのを見ると、彼は愛情深くもあり生前も後世でも愛される人だったのではとなんとなく感じました。 

お土産はフリーペーパーの号外新聞といつものマグネットと藤田と猫アクリルキーホルダー。

草間彌生さんの展覧会でもあったけどこういう似顔絵系というか、展覧会とイラストレーターのコラボ商品はあまり好んで買わないのですが、なんか展覧会を見終わって愛を感じてじんわりしていた自分の心に沁みる絵柄だったのでつい買ってしまいました。

 猫がいつものキジトラっぽい柄じゃないのがちょっと残念ですが、味があってかわいいので作業机に飾ってご神体として私を見守ってもらおうと思います。

ああ、もう一回行きたい展示だな。十月半ばまでだった気がする。余裕があればもう一度行きたいです。

 

次におべんとう展を観ました。

本当はこっちがメインでついでに今藤田さんの展覧会やってるから先にそっち寄ろう程度に思っていたのですが、メインが逆転しました。まあ規模からして当たり前だね…。

まずはお弁当箱の種類から展示が始まったのですが、私の知らない形のお弁当箱がたくさんあって、驚きました。よくあるプラスチック製のお弁当箱か三段弁当くらいしか知らなかったので感動しました。おかずとかお米だけじゃなくて水が入った筒までが一緒くたに持ち運び可能な形になっているやつとか、小さいひし形で五段くらいのお弁当箱とか、でかい持ち運び用のケースに半円型のケースが何個も組み合わさって入っているやつとか。あのでかいのは学校とかで使うのかな。違うけどなんとなく忍たまを思い出した。大勢の食べ盛りな男の子の為の物のように思えた。

あとは他の東洋の国のお弁当箱も展示されていました。他の国の食生活の知識が無いから、いったいこれに何をどういった形で入れるんだ…というような形もあって楽しかった。実際に触れるコーナーもあったので、おままごとみたいに取り出したり片づけたり蓋を開けたりしました。

所々にお弁当に纏わる良い話みたいな展示もありました。お弁当ってあまりマイナスな話を聞きませんよね。いつも温かい話ばかり。大体親が子供に、奥さんが夫に(逆も然り)持たせたり、運動会や花見のような集まりの時に持って行ったり、思いやりで生まれた物だから、マイナスな話と言えば食べ残しを放置し過ぎて酸っぱい匂いがしたくらいしか無いんじゃないかな。

次の展示がお弁当の精に話を聞きながらインスタレーションの中を巡るという体験型の展示。

インスタレーションは5~6個のブースに分かれていてそれぞれにお弁当箱の精の声を受付で渡されるプレイヤーをかざすことで聴けるという物。ブースはそれぞれお弁当箱の精の話のテーマに合わせて装飾されていました。

正直散々藤田さんの展示で歩き回って腰に爆弾を抱えていた身としては一つ一つの精霊の話が長くて疲れてしまいました。すごいアイデアは良いし、子供は喜ぶだろうな(実際子供があちこち走り回っていた)と思うんですけど、もっと椅子用意するか短くするかしてほしかったな。

精霊の話は結構解説風で、お弁当に使われる水はこんなにあるんですよ~とか、稲一本からとれるお米の量は100粒、二口分しか無いんですよ~みたいな感じです。お弁当の抱える問題とかにも言及していましたね。それを解決できるとされる期待の新技術の紹介もあったけど、それが本当にある事なのか精霊ギャグなのかちょっとわかりかねた。お弁当の精という、入り口がわくわくする展示なのに、全部真面目な話でした。もっと精霊ギャグかましてくれても良かったのにな~と思いました。

最後にプレイヤーを返すときに精霊からお礼としてポストカードを頂きました。上の写真にもあります。かわいい。こういう真面目な話を誰かに聞いてほしくて展覧会開いたんだなと思うととてもかわいいですね。紙もマーメイドっぽい紙で良い。

次の展示はお裾分け横丁。お裾分けで出来た横丁とお裾分け受付兼ワークショップ用のスペース、お裾分け用の箱のレンタル。これは鑑賞者も協力して作る型の展示でした。

お裾分け横丁の物の量はすごかったですよ。本当にこれ全部お裾分けなんだなと思うとすごい。

あいにく自分の家にお裾分けできるような物は無いしまたここに来なければならないと考えるとちょっと億劫だなと思いお裾分け横丁の展示を本当の意味で楽しむことはできませんでした。お裾分けに必要な思いやりの気持ちに欠如している。

最後に娘とお父さんが小さい息子にお弁当を作る日記。これは面白かった。娘さんが計画書みたいなものを作ってそれをお父さんがお弁当で再現する、二人三脚のお弁当。

娘さんのインスピレーションがとてもいい。自分が読んだ本やテレビ番組、経験から得たアイデアをもうそのままお弁当に反映させていて子供らしい。でも娘さんのマイブームが地球の起こりについて書かれた本らしいので、肝心のお題が地層とか火山活動とかバオバブの木とか拡大した砂粒とかマニアックで渋い。唐突にピカイアとか出てきたときは思わず笑ってしまった。それは弟さん分からないだろう。

出来上がったお弁当もうまく再現していて素晴らしかった。拡大した砂粒をおにぎりの集まりで表現していたのはすごいうまいと思った。地層シリーズも見た目が綺麗。

 

お弁当には特に思い出が無いんですよね。

幼稚園の時は給食とお弁当が交互に出てたと思うんですけど、給食のカレーが大好きで楽しみだったのでそれしか記憶が残っていないんです。小学校の時は運動会の時に食べる梅干しのおにぎりと、磯部揚げっていうんでしたっけ?細長い唐揚げに海苔巻いてあるやつ。あれが大好きでした。梅干しのおにぎりそういえばめっちゃ好きだった。渋いねえなんて言われたような、そうでもないような。

あとは中学生まで毎年長期休暇の時は従兄弟と祖父母の家に泊まっていたのですが、夏休みの時には昭和記念公園のプールに遊びに行ってました。その時に早朝から祖母と叔母が弁当を作っていたのですが、祖母の作る塩おにぎりが絶妙な塩加減でしかもきれいな三角形で他に具も入っていないのに美味しくて、ばーばの塩おにぎりなんて言って、毎年プール自体よりもそれが楽しみでした。

高校生になると給食が無くなって購買か弁当だったのですが、その頃お小遣いが無くお年玉を崩しながら定期もある程度自分で購入しながら通っていたのでお金が無くてひもじくてちょっとしたジュースすら買えなかったので、購買なんて数回しか使った事なかった。弁当最初の方はまだ拒食症完全に治っていなかったのでサラダだけ作ってたけど朝起きて作るのが面倒くさくて、昼ご飯食べなくなりました。お腹すき過ぎると一周回って空腹を感じなくなるのでなんとか部活終わりまで耐える事は出来てましたね。良い子は真似してはいけません。

廃棄になったコンビニ弁当や廃棄のおにぎりにはお世話になった。大学生の貧乏暮らしで命をこれで繋いでいたので。

あれ?結構お弁当に思い出あるんじゃないか…?お弁当って言うかおにぎりおいしいしか言ってないが。

今でも小腹がすいたらコンビニやスーパーでおにぎり買って食べるし、おにぎりってすごい身近なんだなと再確認しました。

 

展覧会と交通費で財布が空になりました。危うく帰れなくなる所でした。いかんいかん。

そろそろ今のバイト辞めて書籍に近い所で働き始めたいなあ。