Hyper Carronade

灰色のはい

図書室

中学校の図書室が好きでした。

廊下は日陰で暗くて寒い。

中はそこそこ広くて、カウンターと本棚の間に机が並べてあって、そこに図書委員や先生から隠れながら本を読むのが好きでした。

そこでちょっと背伸びして美術書やゴヤの画集とか見ていました。

あとは児童書を読んでたはずなんだけど内容忘れてしまったな…。

貸出はあまり利用しませんでした。いっつも期限遅れて怒られるから。

気が向いたときじゃないと本はなんだか読めないんですね。映画とかもそうなんですけれども。

 

借りて返すという労力を費やすくらいなら金出して買って手元に置く派。

 

一か所に定期的に通うという事が苦手みたいです。学校も習い事も苦手でした。

行きたい時に、気持ちの赴くまま。

 

気持ちをあてにしていたら年取った時に何も動かされなくなりそう。

いつも年取った後の事を考えてしまうな。

いつまでも何かに感動して何かに興味を持てる、そんなクソババアに私はなりたい。