Hyper Carronade

灰色のはい

た だ い ま

はてなブログやめると言ったな、あれは嘘だ。

 

半年ぶりでしょうか。更新停止宣言したにも関わらず帰ってきました。すみません。

新天地のくるっぷにずっといたのですが半年間使ってみて、確かに居心地は良かったのですが私の活動内での役割が中途半端だなと感じました。

ブログとして使うにはTL形式なので自分の作品の投稿が埋もれないか・他の人の目が気になる…等SNSの使い心地良くない部分が気になって、かといってポートフォリオとして使うにはクローズドすぎて、秘密基地として使うにはじゃあHPで良いじゃんってなって…。

色んな事が出来るのは魅力的だけどやっぱ特化させたサービスの方がそりゃ使いやすいなと思った。

ちょっと文章欲がくるっぷでは発散し辛かったのでこちらのブログを再起動した次第です。

くるっぷにはパブリック24という、全ユーザー(鍵アカ含む)のつぶやきが見られる別のTLが存在するのですがそこは結構楽しかったり不毛だったりするので良い。というか色々書いたけど私が役割を見出せなかっただけで良いSNSなんですよ。

 

SNSに求める役割はやっぱりパイプ役かな。要は宣伝効果が大きい場所であって欲しいと。今までSNSに色んな役割を求めてしまったからうまく使いこなせなかったのかなー。それでもXを使うのはちょっと拒否感があるけど…まあ重大なお知らせする時とかには使ってやるか…。

うーんやっぱり旧Twitterというサービスは強すぎる。

SNSはあとはインスタしかやってないんですけど画像必須なのが結構大変というか、手軽さはない。漫画のサイズをそのまま載せられないからちょっと創作活動報告の場としては適してなさそう。他の制作物だったらまだ乗せやすいかな。今は食べたものとか買って良かった物とかしか投稿できてない。毎日動画投稿してるアカウントは一体何者なんだろうか。

最近KDPで漫画を無料配信しはじめたのでそこも自分の作品を知ってもらう場として使っていきたい。

 

↓著者ページよ

www.amazon.co.jp

 

クリエイターになる覚悟が足りなくて今まで二の足踏んでた。

どうせ見てもらえないし好き勝手やるぜーっていうのも良いけど、もう少し見てもらう事を意識してみようと思う。

フォロワー集めみたいなものですな。今までそういうの汚ぇ行為だと思って避けてたけどそんな事言ってられないというかそれもまた努力の範囲内だと知り得たのです。

とはいえそこまで露骨な事はしない。まずは活動の場を増やして知ってもらうという事をしていく。コンテンツも増やす。根を広げていくイメージで。でも宣伝はどうしても苦手だなあ。脳筋的に作品ばかすか作って積み上げてく方が自分らしい気もする。

んで少しでも作家・空木憂の社会的人格を形成したい。

商業漫画家にはなれなかったけど、今のご時世色んな選択肢があって、必ずしも従来の商業漫画家にこだわらなくていいんだと、有名な雑誌などに捕らわれなくていいんだと思う。

商業は一回やってみてチーム戦だと感じたので一人でやるのが好きな私には不向きな気はした。今はそんな人間でも作品を公開し人の目に触れられる場がある。良い時代ですね。

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まあここ離れている間に色々あったけど、今は特段変わりなく生きてます。

相変わらず金銭的な悩みが尽きませんが…。一生金で苦しんでそうだ。

でも新しい事の準備も色々始めているので楽しいです。

また改めて最近の事について書く気になった時に書きに来ます。

新天地へ──

メインsnsをくるっぷに変えようと思いまして。

 

crepu.net

 

ついった君がというかマスク君が着いてこれる奴だけ着いてこいみたいなスタンスなので遠慮なく置いて行かれようと思い、くるっぷを使ってみたところまだ発展途上ではあるけどかなり自分には使いやすいツールでしたのでそこに移動することにしました。

んでくるっぷというのは創作活動に特化したsnsなので字数制限が多めで画像も一度にたくさん貼れる。つまりブログのように使えちゃうんですね。

と言うことでこのブログの役割もそっちに移動することにします。

ついったと同じくここも削除はしません。あの頃の自分何してたっけなーとたまに読み直したりするし。

 

いやあ長いこと使ってたなはてなブログ

お疲れ様でした✋くるっぷで会いましょう。

わたくしごと

灼熱の地球へ。

 

このあいだ入籍をしました。十数年間お付き合いした人とやっとです。苗字が変わってしまうのだけがちょっと嫌ですが。

まあ書類出しただけでマジで何も変わらないですね。

結婚指輪を買ってくれたのですが自分の指にダイヤモンドとかいう高価な宝石があるのが落ち着かない。けど指輪のデザインは細身のものにしたので着け心地は良い。日によって指の太さが違うのを感じられる。普段指輪は全くしないのでね…。


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というわけです。

 

そろそろSNS離れをしようと思うのでブログ更新を当社比で細かくやっていきたい所存です。

 

2月の毎月展覧会行く縛りサボってしまいました。

サボるっつーか金が無い。金が!今月もちょいと厳しい。来月が一段と厳しい。流石に今月は頑張るか…。

 

漫画を描くのを辞めたいと思いながら手を動かしている。でも横槍(仕事)が入るのも鬱陶しい。漫画のことだけ考えていたいようでいて、漫画なんかもう描きたくない。心が二つある~

この2週間の進捗、下書きが5ページです。まったく手が進んでいない。懺悔します。モチベーション…やっぱでかい目標と締め切りが無いのが原因かしら。

コミティア出るかー、と思ったけど、机の上に出す物が新刊しか無いんですよね…。一年周期で出てるから既刊大体WEB再録しちゃってるし、一番新しい読み切り同人誌も再録準備中だし、長期連載の漫画も絶賛工事中だし。ていうか刷っても売れないし印刷費痛いし。現状リアルイベントにデメリットしか見出せないので完全WEBお絵かきマンに移行だな。

でもコミティア卒業会として最後一回は出たい。あと地方の方も。東北のやつか名古屋か関西に行きたい。旅行がてら。なんだかんだコミティアは私の中で創作活動に対する大きな転換期を作ってくれた大事なイベントなので、ふわっとフェードアウトするよりちゃんと区切りつけたい。残り2回か。なるべく今年中に終わらせたいな。何を作ろうか。

ヴァロットン展

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ヴァロットン―黒と白|三菱一号館美術館(東京・丸の内) (mimt.jp)

 

月一展覧会計画、早速始動です。

今回はヴァロットン展に行きました。黒と白のハッキリとした版画が主な作品の芸術家。展覧会情報サイトで見て初めて知った人でしたがとても良きでした。わし版画好きやねん。

何気に三菱一号館美術館行ったのも初めてでした。ではいつも通りレポート書きます。

 

黒白ということで自分の漫画作画の参考にならないかなということでこの展覧会を選んだのですが、木版画でたったの2色でも芸術足り得るんだな…と。ひとえに彼の描写力、観察力の高さが故ですね。

やってることがマジでどシンプルだよね。どちらかというと版画は雑誌の挿絵として、食ってく為の手段みたいな部分があって(実際彼はそうして生きてきた)、そこから芸術表現としての価値を生み出したのは本当にすごい。時代も良かったよね、ポスト印象派ジャポニズムの到来。今回の展示からはこの作家の活動に必然性を感じました。そりゃこういう作家も生まれるよねと。

なんといっても色の使い方が巧みだった。というか2色しか無いんだからそうせざるを得ないんだが。画面の中で一番見せたい部分だけ黒なり白なりで抜いたり、画面内の2色の比率や、視線誘導、漫画的な線での動きの表現。版画だから基本作品が小さいんだけど、白黒パッキリしてるのも相まって全体的にものすごく見やすかった。ここは明確に漫画作画にも通ずる部分で是非取り入れたい技術だった。

それから群衆の絵は動きがあって良かった。コミカルでいい。私の一番気に入った絵はこの↓にわか雨に降られた群衆。なんか可愛いさを覚えたのでポストカード買ってしまった。雨に降られた群衆の絵は何枚かあったな。なんかどれも好き。

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この人の書く肖像画を除く人々の絵って見た目も相まってアイコンチックなんですよね。女とかは特にアイコンっぽさを感じた。ヴァロットン最高傑作と謳われる「アンティミテ」の連作を見た時、私はなぜかこの人の作品は好きだがリアルに出会う事があったら近寄りがたいと感じた。最初は男尊女卑の思想あったのかな?と思ったけど、家帰って図録読んでみるとそんな事は一切無かった。単に人間をアイコンとして捉えている、冷めた目線を感じたからかもしれない。

モノクロだからそう感じるのか、彼の作品からは作家自身の温度が低く遠く感じる。画面の作りには追及心を持っているし群衆の観察もよくしているのにフェチズム的なものや自己中心的なものは感じない。ヴァロットンは一貫して傍観者目線の絵を描く。スマートだ。これってやっぱ色でそういうイメージに引っ張られてるのかなあ。曖昧なイメージ持つのは不安だ。彼の心の内は一生分からんが…。

傑作・アンティミテの連作はメリハリの付き方や画面構成が想像の余白をうまく作っていて物語性がある、小説に似ている。というような事を図録で小説家が述べていた。

ごく個人的な好みの話をするとアンティミテより群衆を描いた絵や故郷のスイスの雄大な自然を描いた版画の方が好きだ。この二者にはまだ「作家がいる」気がする。冷静な傍観者としての目線が完成されたという点でもアンティミテは到達点で傑作と呼ばれているのかもしれない。

いやー、結構ボリュームありましたよ。かなり歩いた。

ヴァロットンは木版画だけじゃなく油画も描いていたようだがこの展覧会では展示少なかったですね。まあ展示のコンセプトが黒と白だし、今回は版画にフォーカスしたのでしょうな。欲を言うともっと見て版画作品と比較したかった。

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恒例のお土産よ。

ポストカードが三枚とマグネットと図録と三菱一号館美術館のピンバッジ。

ポストカードは多分活版印刷かなあこれ。かなり凝ってる。やっぱ版画なので映える映える。缶バッジもあったけどそっちはちょっと微妙だった…。一部分だけ切り取って丸型に収めていたのだけど一枚で一個の作品として成り立っているから切り取るとなんか妙になっちゃうね。一枚丸々だと印刷潰れるし、相性悪そう。缶バッジ映えるのは人物画、ロゴ、抽象画(ものによる)くらいかな…。

図録は実は今まで行ってきた展覧会でほとんど買ってないんですよね。理由は他の土産と交通費で金が無いから。でも今回買ってみて、図録必要だな!と思った。作品見直せるのもそうだけど展覧会のキャプション以外の情報も得られる。

キャプション君がある事で作品の理解がしやすくなってるから頼ってるんだけど反面少し疑ってる部分が無きにしも非ずで、それ作った人の主観も入ってね?っていうのがある。ライターの感想がそのまま自分の感想に上塗りされて作品の印象固定してしまう気がして怖い。今回の展覧会も所々怖い部分あった。まるで○○のようだ、作家の○○な心情を表しているように見える、とかね…。ライターは複数いるかもしれないが、図録がある事でキャプション以外の展覧会側の感想が何個か聞ける。ツイッターで感想調べれば良いじゃんと思うかもしれないけどちょっと違くて、公式からお出しされたものっていうのがポイントなのよ。引用文献は多い方が説得力増すだろう?まあただの気持ちの問題です…。

あと図録の装丁が凝ってていいですね~~~同人誌オタク並み感ですが。銀の紙に墨一色刷りのマットPPと銀の箔押しですよ。遊び紙もシックでおしゃれな黒一色のアーガイルチェックの紙。

 

久し振りに東京駅を降りました。あそこは直線的なビルがたくさん建ってて小綺麗すぎますね。地元の繁華街の雑然さに見慣れていると一層綺麗さが目に付く。

行ったのはちょうどお昼時だったから、透明なビルから会社員やOLさんが財布だけ持って出てきて楽しそうに話しながらランチに行こうとしている様子が見られた。少しだけ羨ましかった。私がもっとマトモだったらきっとああやって無敵のようにランチに行けたんだろうな…。"生まれ変わったら何になろうかな、コピーにお茶汲みOLさん"ってね……

 

 

私のランチは普通のかき揚げそば。
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普通で普通に美味しかった。

 

東京駅に自動販売機型の玩具のガチャガチャがあってびっくりした。あれ一台で数種類の商品扱えるしスイカ使えるしで革命的すぎた。私の大好きなつぶらな瞳シリーズのラバマスがあったから回した。
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エビフライチャン

未来のガチャガチャはきっとこの形だけになってしまいそうだな…。そう思うと久し振りにくそ固い丸いガムのガチャガチャやりたくなった。レトロ~

 

高校の美術の先生の20代前半までに色々見なさいという言葉、私はもう後半ですが最近頭に新しい物が入っていかない事でその意味をひしひしと感じます。因みに散々見てきたヴァロットンという名前、覚えられない。

でも後半になったらやらなくていいとは言われてないのでこうして意識して見ていって考えていく。文字にも積極的に残していかないとな…。

SINNEN

あけましておめでとうございます。今年一年またよろしくお願いします。

 

連日の体調不良による寝込みと餅責めのお蔭様で太りました。ここ五年で多分一番肉い。

と言うわけで新年早々今年の目標に肉体の引き締めが加わりました。今日も間食はさきイカのみ。

ジム行きたいけどそんな金は無い。でも経験としても一回ジム通いしてみたい気持ち…。

 

今年の抱負は「アウトプット重視」。結局去年はぱっとしない一年だったから、今年は作品をたくさん作る。インプットも勿論サボらずに。

最近デザインの理屈の本を読んだのですよ。その本はちょっと考えれば気付けそうな基本的な事から錯視の話、分かりやすい例に加え物を見る力の具体的な練習方法などが書かれており結構読んで良かったなと思えるもので、その中に、量はインプット<アウトプット、とにかく実践してみよう!といったような事が書いてありまして、今まで逆だと思っていた素直で単純な私はへー!やってみよう!と思ったって訳ですよ。勿論適当に量産するばかりじゃなく一個一個頭使いながらスキルを上げていくようにしないと意味が無いけど。とこれまた本に書いてあった事です。

確かに知識だけあってもそれを作品の形にする技術は結局練習しなきゃ付かない訳で。そらそうだ。

デザインと漫画は違う物だけど、人に伝える為の媒体という点ではきっと共通の事柄があるものだと思うので素直にプロデザイナーさんの言葉を信じてみようかと思う。そういえば何回か持ち込みとか行ったけど、読者に伝えるという事を編集者さん達はかなり強く念押ししてきたような。

私は今まで好き勝手描いていたけど、必要な情報のメリハリを付ければもっと分かりやすく、且つ自分のやりたい事を損なわずにいい漫画が描けるようになるのでは。さて実るのは何年後になるやら…。

 

やりたい事はめっちゃある。

  • 長期連載漫画5周年のなんか作成
  • ↑の本編7話目を刷る
  • ↑の本編8~10話まで更新
  • 今まで描いた短編漫画の編纂、リメイク
  • 再びキャンバスと向かい合う
  • いい加減クリスタを受け入れる
  • 月一展覧会
  • カメラに触る
  • ジム
  • 一級の物に触れる
  • 旅行
  • ニキビ治したい

などなど。

また夢と希望に溺れよう。

 

あと今年のもう一つの抱負は「自分を肯定しよう」だね。

心の中で自分に罵声を浴びせるのが癖になっていてそれが自分のブレーキを強めていると思うのでポジティブに行こうと思う。

 

因みに初夢は海で溺死する夢でした。海水飲み込みながら死ぬのって苦しいなと思いながら起きました。

死ぬ夢は自分に変化が起きる兆候だと夢占いで見たのでそれがポジティブな変換だったらいいよねー

 

コロナは陰性でした。

気が付いたらこのブログの存在を忘れている。

書きたいことがめっきり減りましたね。特に何か特別なこともしていないですし。

最近は体調を崩しまくって一ヶ月くらいまともに働けませんでした。ただただ食って寝るだけの、人間性を失った生活しかしていませんでした。体調悪いからそれは仕方ないんですけどね。未だに嗅覚が死んでるので何食べても味が感じられない。

家にいると駄目ですね。なーんにもやる気が無くなる。ちょっとした家事ですら面倒くさい。原稿も一コマ進めば御の字。年明けまでにこれが立て直せるのか心配です。

 

来年からは何をしようかな。仕事のやる気が無くなってきたのでやりがいのある仕事を探そうかな。まだ去年やった商業漫画の報酬は残ってるので生活は出来るし、また漫画チャレンジしてみようかな。いや辞めておこうかな…。人生にハリが無いから何か目標が欲しいところではありますが。新人賞応募はしたいかな。賞金もらえたらラッキーくらいの。

 

何をするにも遅すぎることは無い。死ぬにはいつだって早すぎる。

ネットで色んな言葉を見るけどこの言葉はとても励みになっていていつも頭の片隅に飾ってある。その言葉の通りに動けたことは一度も無いけどね。

もっと自分を肯定していこうと思う。臆病で保守的な自分が強すぎて何も出来てない。確かに出来は悪いが自分で自分を見下して否定していたのでは本当に何もなせないまま終わる。自分を愛しましょう。必要以上にネガティブにならない。

んで案じるより産むが易し。とにかくやってみること。失敗を恐れすぎたなあ。若い内にたくさん動いてたくさん失敗して経験を積むべきだった。つっても私が今までしてきた失敗は全部イヤーな感じ。取り返しもつかないんだよなあ。。失敗経験たくさんしろ云々は自己啓発系の話でよくあるけどそういう綺麗で栄養のある失敗って無いよね。キラキラ系の人間は失敗すらキラキラなんですね。

何すれば良いのかわかんね。どうやって生きていったら良いんだろう。どうしたら幸せになれるんだろう。お先真っ暗。まずはどうすれば良いかを探すところから始めないといけない。人生終わりそう。あ~辞めたい…すべてを…。

って感じです。平和な楽園のエラーです。