Hyper Carronade

灰色のはい

バイトが始まりまた疲れる日々です。

忙しい疲れならまだ良いものの、暇すぎて暇疲れしちゃうのが余計に疲れる。一応いつ客が来るか分からないから座ってもいられない、足痛いわあ。

緊急事態宣言が解除されて大分元通りの生活になったな。今まで通り繁華街は大勢のグループで溢れかえってる。大きいショッピングモールが休業していた間の退廃した雰囲気はあっという間に無かったことになった。

私はまだ遠出の気分ではない。というのも金が無いからだ。あと一か月経てば今働いてる分が来るがもうそろそろ貯金が尽きそう。

新しい帽子が欲しい。帽子被らないと落ち着かなくて外出できないのですが被りすぎて生え際が若干かぶれて痒い。でも新しい帽子が欲しい。次はシルクハットみたいなのが良い。

あと着物一式揃えたい。履物と帯と帯上げ、帯締め、伊達締めは必要。結構まだ揃ってないな。

最近モダンで今チックな柄の着物増えてるからコーディネート考えるの楽しい。宇宙柄の着物や帯もあってわくわくするね。

 

さて創作の方はまだまだ本調子ではないです。

創作する人々をフォローしていると色んな創作界隈の情報が流れてきます。

今日見かけたのが、ジャンプラの編集者に届いたマンガ好きからのDM。

漫画アプリが若年層向けではないという旨。

今の若い人たちは短い時間でより自分の好きな漫画を、選ばずに読みたいらしい。

これに対して空木のファーストインプレッションが「なんか嫌だなあ」でした。

嫌とは言いつつ、納得できる部分もあるし、既に自分でも自動で振り分けられたおすすめ作品なるものから好きな作家を知れてその恩恵を受けた事何回もある。ツイッターも漫画流れてきたら読んじゃう。自分で何かしなくても嫌でも目に入ってくる。そういう時代。

そのDMを載せたツイートへの反応の中で「アンチTVの側面があったSNSに、TVみたいにコンテンツをダラダラ見たいという要求を持つ人が増えてきた」という呟きがあったんだけど、なんか、まさにそうで面白いよね。

でもなんか、全体的に受け身で全部向こうに任せっきりで口さえ開けいれば素敵な物が手に入る、っていう姿勢が個人的に気に食わない。気に食わないだけ。時代の流れ的には納得している。

自分で自分の為の行動もしないのに周りの人が自分を幸せにしてくれるって思い込んでいる人嫌いなんだよな。

自分の好きな物は自分で探したい。探している途中で出会った微妙な物も絶対無意味なんかじゃない。こういう考えがもう古臭い老人の考え方なのかな。自分はもうこういう考え方しかできないしこの考え方で自分は良いと思っているから、他人には押し付けないように気を付けなくちゃな。

因みにそのDMの文章とアイデアはめっちゃ良いと思います。これからの漫画という表現媒体の事を真面目に考えて編集者にDMをする行動力。素晴らしすぎる。分析力もある。界隈がアップデートされる原動力そのものを見た感慨がある。大学1年生だって。すごい…。

自分は置いて行かれる運命だと悟って悲しかったです。

自分の愛するものは古いもの。自分の世代の物が一番自分に馴染むのは明白。

でも悪ではない。と思う。自分で時間かけて失敗しながら探していく姿勢が好きなら勝手に大事にしていればいいよね。

あと一応作る側としては広告力っていうか宣伝力みたいなの、私はそこまで配慮しなくていいやと思い直しました。

というのもそもそも私良い作品作れる技量持ってないんだから、見られる工夫とかそういうのより単純に良い作品作る事に専念していれば良いじゃんって思った。数字気にする段階にすら到達してないんだから。

流し見されるTL嫌だななんて思ってたけど私はそれ以前の問題なのだ。元より器用な立ち回りとは無縁、レベルを上げて高みを目指せ。

好きに作って、アップデートに邪魔な老いぼれはさっさと死のう。