Hyper Carronade

灰色のはい

コミティア反省会

コミティアお疲れさまでした。


現在20日の午前4時です。変な時間に起きてしまいました。
まだ眠いですが反省会を催したいと思います。

 

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まずは新刊の出来ですが、やはり表紙の紙、ヴァンヌーボという紙なんですけど良いですね、このサラサラ感…。今回出した新刊が思ったより厚みがあって、より紙を感じるというか、心なしか一巻よりもきれいに見えます。

ただやっぱりSAIを使っている故RGBの原稿からCMYKに変換して印刷されるので色が暗くなってしまいますね。暗い色がとことん暗くなるので、もう少し明るめにした方が良さそうです。…これでも一話目と比べると白色はかなりきれいになった方ですね。

遊び紙はこのシリーズでは、舞台となる惑星や小惑星や衛星の表面ぽいのを選んでいく予定で、今回は月なので象牙色の紙を入れましたが効果があるのか甚だ疑問であります。やっぱり全巻通して宇宙っぽい黒のミランダとか新星物語で統一した方が良かったかもしれない…。

印刷はプリントオンさんにお願いしているのですが、この印刷会社さんはかなりオプションが豊富で、サイト見ているだけでとても楽しくなります。ついつい色んな遊び紙を使いたくなってしまいます。プリントオンさんの装丁総選挙がめちゃくちゃ面白いので装丁に凝りたい人とか好きな人は是非ご覧になってみてください。ここまで融通が利くんですね…。

http://www.print-on.jp/doujin/sousenkyo/dai2kai/index.htm

 

話を戻しますが、印刷はこちら側の調整次第といった感じで、作画も表紙中身共々今ある限りの力がこれなので、まあ単純に絵を描く練習を怠らないようにしようという事と1ページに10コマも詰め込まないという事を次回から気を付けていきたいと思います。

そういえばセリフの文字は少し見やすくなったかなと思います。一巻が酷かったので、字間と行間を詰め文字自体を大きめにしてなんとか吹き出しに収めてみました。

 

次に反応ですが、スペースで見た限り題材が題材な為か男性の方がサンプルを手に取る方が多かったように思います。でも中身はあまりSF!宇宙!機械!って感じでは無い上に女が描いた漫画感が拭えないのでなんだか申し訳なくなってしまいました。ご期待に沿えず…。だからSFスペースは希望しないんですけど、青年漫画のくくりでも良いのかはちょっと分かりかねます。ファンタジーとも少し違うし、うーん。

宇宙が好きで、描きたい物が寂しい優しい感じのお話で、この両者がうまい事立って作品に落とし込むことが出来れば私の漫画にも居場所ができるのかもしれない。

ちゃんとどんな雰囲気か分かるようなポスターを作って掲げておけば、同士が集まりやすくなるだろうか。宇宙好き、ゆったりシリアスが好きな人は私だけではないはず。

開場から一時間は誰も来ず暇でカラーパズルというアプリや持ってきた小説で延々暇つぶしをして、今回あんまり捌けないのかな~と思っていたらポツポツといらっしゃって、結果的に今までで一番冊数捌けたようです。一巻と二巻を一緒に買ってくださる方が多くてそうなったようです。今回最後の頒布だった既刊も完売こそしなかったけど数冊お嫁に行って本当に良かったです。

買って下さる方、恐らくはツイッターのフォロワーさんでしょうか、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この御恩というか、ありがとうの気持ちを少しでも伝える為にも、漫画もっとうまくなろう、読後に良かったと思ってもらえるような漫画を描けるようになろうと思いました。

 

今後の事ですが、秋のティアに短編集を出したいと思っています。そして出来れば三巻目を出したいところですが、金銭的にもちょっと微妙なところでございます。

というか1つ不安なのが、長編の漫画は巻数が重なるごとにとっつきにくくなるし、追いかけて下さるにしても長大な時間を頂く事になってしまうんですよね。

最初は8巻くらいって思ってたけど、準惑星のセレスにも寄りたいし伏線回収回が一話で収まるのか分からないので構想が10巻くらいに伸びております。

コミティアは年に4回。単純計算で秋ティアから全部のティアにギャ運の新刊が出せるとして完結が2年後の夏ティア。私の事だからそれ以上かかるでしょう。一体どれくらいの方が最後まで追いかけられるのか、そもそも2年も継続してコミティアに出られるのか。また生活が苦しくなるのに。

刷る部数もよく分からない。今回の新刊は一巻の半分以下の部数にしましたが、割と捌けた為再版しなければいけない可能性も出てきました。完結まではスペースに置くわけだから。しかも置く場所も考えないといけない。設営苦手なんですよね…。

長編だけだととっつきにくいからちょくちょく短編集や読み切りの漫画を出すだろうし、大丈夫だろうか。やっていけるだろうか。

 

こんなところでしょうか。

新刊のお話は正直考えすぎてこんがらがってゲシュタルト崩壊してたのでハチャメチャになっていないか不安で申し訳ないです。例によってまだ読み返せていません。

もっとうまくなろう。

そういう決意を抱いたコミティアでした。

本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

今日から何しようかな…。