Hyper Carronade

灰色のはい

結局世の中に名声を轟かせるのはウェイ系の人間だと思う。

正しい言葉よりも勢いのある言葉に人間は魅せられるのだという。

私はモノづくり寄りの人間だが、モノづくり寄り共の中でもウェイ系の作品がやっぱり評価される、というか、その世界の向きを変えるのは彼らの声だ。

美大にいた時もそうだった。ウェイ系の良いと言った作品は良い。単に彼らの派閥がでかいのもあるし審美眼があるのも事実だろう。その派閥でどんどん新しい情報が交換されてどんどん彼らは知識を身に着けて、良い物を作るようになるんだろうな。そのでかい声で称賛された作品たちは脚光を浴びる。文字通り太陽のような存在なんだ、ウェイ系って奴らは。

根っからの教室の隅のぺんぺん草は、脚光を浴びるという点では待つことしかできない。

それでもそんなぺんぺん草を愛してくれる人が少なくともいて、ぺんぺん草的にはそんな人達を愛してえなあと思う。