Hyper Carronade

灰色のはい

この間コミティア終わりました。無事。

コミティアに関する反省会は作業進捗用のブログにあります。

capacityover-city.hateblo.jp

こっちでは紹介していなかったと思いますが作業の進捗記録をちょこちょこあげるブログを開設しておりました。こっちは明るいです。

 

あっという間にスケジュールの中の大きいイベントが終わって、そろそろバイトも最後の日が近く、本当にあっという間です。

このままだらっとしてちゃいけない。立ち止まらずに。大丈夫私はまだやれる。

立ち止まらずと言いつつ今日は投稿用の漫画のプロットを組み立てる作業の途中ふと主人公とキーパーソンが宝石の国のフォスとシンシャに見えてしまい確認の為漫画を読み直したら全巻通して読んでしまいました。その勢いで借りていた漫画の最終巻も読みました。

まあこれは勉強の内に入るから立ち止まっているわけではないのだけど…。

フォス最初の方は仲間に散々な言われようで、ボロボロになった今のその成長が純粋に喜べないんですよね。多分それが重要というかそれこそなのかな。単行本派なので今どうなってるか分からないのですがこれからどうなるんだろう。あとセリフの入れ方や言葉の選び方がかっこいい…。あとちょくちょく出る変な生き物や最新刊のドレスみたいになって手を引かれてフォスが階段上ってるところにすごい25時のバカンスみを感じた。

あの作品が一番市川先生の持つ世界観が濃いのかも知れないなあ。

借りてきた漫画はエッセイなので怒涛の切り返しやかっこいいセリフとかそういう都合良いのは無いんですが印象深いシーンを描くのがうまくて、それが始めの巻から伏線というか散りばめられていたものをここで持ってくる、というかこういう展開だからこのセリフをずっと強調してたのかーというような、お話の構成に感嘆しました。

号泣しました。感動する展開だからとかそういうんじゃないんですよ、人の死に感動もクソも無いし人が死んだから涙を流したわけではなく、なんか、表現にやられたんだと思う。って言っても全然しっくりこないけど。丁度いい言葉がないんですけど。この感覚はちゃんと掴んでいないと風船みたいに手からふわっと離れてしまうタイプの感覚だ。言葉にしてちゃんと繋ぎ止めていたいのにしっくりくる言葉が無い。

 

今日はそんな感じで終わりそうです。

コミティア道中ではそういえば星を創るものという学術文庫のコーナーにあった小説を読み進めてました。結構長い期間を掛けて読んでいたのですがもう少しで読み終わりそうです。

物理学というかそういう系の大学を出ている方(うろ覚え)の著作で本編中は太陽系の惑星の開発工事などの途中で賢明な技術者達が災害に巻き込まれ問題の原因と解決法を調査と資料によって導き出し危機を脱出するその過程を描いたものなんですがかなり専門的な用語とか美術系の人間にはなじみの無い描写が出てくるので何度も読み直したりオムニバス形式なので前の登場人物が他のお話で出てくるとそこまで遡ったりと結構苦戦しました。がこの著者さん親切でちゃんと噛み砕いて説明して下さるので読み進めお話も理解でき楽しむことができました…。

宇宙という未知の部分が多くしかも地球人にとって過酷な環境で人も設備も不足している中災害に巻き込まれるのは孤独感も相まってすごく絶望を感じました。月の洞窟にある施設が砂で埋もれる話と火星だかの調査中に砂に埋もれた話が怖かった。砂怖い。

そしてこの小説はかなり為になった。

今惑星が舞台の漫画を描いているから世界観練る参考になります。

 

ばかすか小説買ってしまったのでまだまだ読むものはあります。

しかもこの間羊と鋼の森文庫化して発売になってたし買わねば…