気になっていた二つの展覧会に行ってきました。
1つは都美でやっていたとんぼとのりしろ展。
同じく都美でやってるボストン美術展のチケット持ってたら300円引きだったらしく、こちらは別に良いかなーと思ってたんだけどやっぱり両方見れば良かったと後悔。
見て良かったな、という感想。
地下二階のでっかい素材の地層みたいな作品は迫力あってかっこよかった。地下二階にある作品は結構好きで良かった。道端に落ちてる謎の物体に近づくときのわくわく感が味わえた。絵も小品が多かったけど部屋に飾ったらかわいらしい感じでした。
上の写真の左にあるのはミュージアムショップで買った木の板ブローチ。でらかわゆ。
どこにつけるか迷ったけどとりあえずライターとかスケジュール帳とか入れるポーチに付けといた。すぐ付け替えるかもしれないけどとりあえず。
上野でなんか江戸なんとかパーティーみたいなのやってて、日本の伝統工芸のお店と食べ物屋さんが並んでた。ついつい蜻蛉玉を買ってしまった。いいお値段でした。
きらきらしたお宝みたいな小物に弱いんですよね…カラスかな
もう一つの展覧会は表参道でやっている窓学展というもの。
1つの学問を築き上げてそれぞれ資料を提示しプレゼンする的な展覧会でした。
結構面白かったし『窓学』…なかなか興味深いです。
展示の仕方も窓にこだわっていて良かった。
本当、物があるという作品じゃなくて思想の作品だった。
やー、今日は電車乗り過ごす日だった。
雨降るって予報だったから早めに帰るつもりだったのにな。読書に夢中で降りる駅に気付かなかった。
今日読破したのはいしいしんじさんの「四とそれ以上の国」。四国と心象幻想を描いたお話でした。この作家さんを社員さんにおすすめされて、その中から自分でタイトルで選んだ作品でしたが面白かった。読むの難しかったけどすごく良かった。音がかなり印象強い。
透明色の何かが動いているのを感じる、それすなわち見えている。
読み始めは奇抜で不思議だな~と思ってたけどよくよく考えてみればこういう透明色の予感だとか気持ちの変化だとか物の言葉とか、そういうのは目に形として見えないけど確かに存在するよな。存在するんだよなあ…とこの小説を読んで思った。不思議なこういう現象も案外フィクションの中だけじゃなくて身近な物なのかも。それを言語化されてより感じた。うまく言えぬ。地球パンチ良かったよ。
あとちょっと四国が怖くなりました笑
でもうどんは食べたい。