Hyper Carronade

灰色のはい

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結局グレーに頼ってしまうのをどうにかしたい。

 

私は漫画を、まず登場人物を不思議な箱の中に放り投げて会話させて、後からお互いの主張を書き出して意味ありげに仕立てて辻褄合わせをする、というやり方でネームとプロット同時にやっているっぽいんです。最近は。

今はその辻褄合わせに忙しいです。

言いたいことから先に書くのでは無いのはなんだがセコイなーと思うのですが。

別に漫画は私の意見代弁させるツールという訳でもあるまいし。そういうのは文字で伝えた方がよりクリアに伝わるし。

私はキャラクターを売りたいわけでもなく説教垂れたいわけでもなく、物語を作りたいんだなあと思います。

こういうことがあって、この子はこう思ってこう言ったけどその人にとってそれはこう感じてそれから二人の関係がどうなって・・・

そういうのが淡々と描きたい。

 

けれど自分はまだまだ勉強不足で、描いてきた漫画を何一つ先生たちには見せられないなあと思います。

先生たちは皆博識で考え方感じ方がしっかりしてて、私の二倍の時間を知ってて。

そんな人たちが私の知ってる先生たちだけじゃなくたくさんいるわけで、その世の中の目に晒されて評価を受ける作品を作るには私はその器じゃないなあと。

器を大きくするための一年。

もう半年たったわけだけど。

ろくろ回しの方は順調であります。

ただそれがちゃんと吸収されて身になっているのかまだ証明できてないから不安だ。

無駄にはならないはず。

あとはもう少し私は苦労をして傷付かなければならない。

受けた傷を私は恥じない、むしろ誇る。

だからもっと人生に傷を増やして誇りと自信を纏いたい。

意図的なものじゃなく天然の物がいいんだけどそううまく壁があるわけじゃない。自傷行為は恥ずかしい。でも地獄に足を運んでいかないとだな。

 

うーんフリーターだと収入も少ないし時間も無い。

こうしている間に私は凝固して動けなくなる。

貪欲にならねば。。