Hyper Carronade

灰色のはい

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今日と明日で二連休なので午前から文化的な一日を過ごしました。
原美術館でやっているメルセデスベンツアートスコープ展に行って参りました。
チラシと入場チケットと、外国のチョコ(展覧会とは関係ない)。外国のちょっと高値のチョコは固いから溶けないと思い込んでいたのですが家に帰って見てみたらなんのひねりも無く溶けてました。やっぱり外国のチョコも等しくチョコなのだ…当たり前だな…。


原美術館は今日初めて行きましたが迷った迷った。
スマホが無ければ一生たどり着かなかったと思います。誇張表現ではなくマジで。方向音痴なもので…。失敗する理由は自分で分かっている。道の形が似てるからって軽率に曲がったりしないことだ。
この美術館は住宅地のど真ん中にありましたからね。あと自己主張が消極的でどこにも看板とかが無かったからそれも迷う原因でしたな。
いつだったか芦花公園辺りの星新一目当てで行った日本SF展のときも住宅地抜けた先にあって迷った迷った。
 
展示の感想ですが思っていたのと違う感じの面白さでした。なんだか不思議ハウス探検みたいな感じで。
三人のアーティストの展示で、映像や写真、インスタレーションの作品が多かったです。
扉を開けると一面白いタイルで埋め尽くされ展示品も白いタイルが敷かれた絵画のような形状をしたものだった『0の部屋』という展示と、扉を開けると真っ暗闇でネオンの筋だけが出口へ導いてくれるトンネルみたいな短い部屋(通路?)の展示がクトゥルフ神話TRPGめいていて楽しかったです。
あとは版画家の作業机をそのまま版画にして刷ったという作品、すごく好きでした。
原美術館は外が日本庭園みたいになっていて綺麗なんですが、版画作品と同じ作家さんはその庭園の中に置いてある室外機を『この庭園の恥部のようで、なんとか隠さなければという気持ちになりイチジクの葉を探した』ととあるインスタレーションのキャプションに書いていて、それもまた好きだった。この作家さん好きだな。ただその隠す物をイチジクの葉じゃなくてホウキにした理由がいまいちわからなかった。そのままアダムとイヴよろしくイチジクの葉で隠せばクリアに伝わるんじゃないかと思ったけどどうなんだろう。作家さん的にはそれじゃ駄目だったのかな。

あとは一番奥の部屋の展示、飛行機の機内みたいな椅子とモニターがたくさん並んでいる部屋で、それぞれのモニターには映画のような映像(実際は既存の映画ではなく指示通りに動いているだけの役者さん。それっぽい字幕もセリフではなく動きの指示。よくよく見ればぎこちなかった。)が流れていて、展示の迫力もそうだけど面白い事考えるよなあと思った。

イデアもだけど役者さんもかなり束縛を受ける作品で疲れてしまう、そういう意味でも熱量のある作品がたくさんあって総じて楽しかった。来て良かった。


ミュージアムショップも物珍しい面白い商品があって見てて楽しかった。でろんって液体が垂れたみたいな形になるブックマークやっぱり買えば良かったかな…。
 
原宿の浮世絵美術館も行こうかと思っていたけど今やっている展示より次の方が興味があるのでパスして千葉でタバコ買って帰ってきました。

 

電車内で星新一の未来いそっぷを読破しました。やはりSSとSFの神…。星新一さんの本結構たくさん読んでいるんだけど何を読んでいて何がまだなのかそろそろ分からなくなってきたぞ。

 

はー、遠出して帰ってきてまた明日お休みだなんて幸せだな…。

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COMITIA無事終わりました。

メイク落としてお風呂入ったらもう明日の自分ですわ。すっきりした。

とっても疲れた。でも楽しかった。でも会場が寒かった。今度から夏のイベントでも上着を持ってこようと誓った。

なんというか、予想以上に多くの人の手に渡って驚きです。成長、したのかな……?

単純に嬉しいです。

それから装丁が思ったより蛍光色がきれいな発色で印刷所様様でした。ぼやけるのを懸念していた表紙の背景の絵もそんなに気になりませんでした。

ただ本文のグレートーンは網っぽくなってましたね…。グレートーンと網トーンを混在させるにはどうしたら良い物か…。別の印刷会社さんが推奨しているやり方で出力はしたんだけどな多分…まあお姉さんの言う通りクラフト紙だったからそんなに気にならなかった。

装丁はおおむね満足でした!

あと高校時代の部活動仲間が来てくれて久々過ぎてなんだか幻を見てる気分でした。

全然変わってなくて安心感ある…。もっとゆっくり話せたら良かったけどしょうがないね。

ちょっと離席してお買い物もできたし、充実できたな…。まだ戦利品は読んでない。

遠足気分で昨日からちゃんと寝てなかったので帰ってメイク落として即眠った。

反省点はまず上着を持ってくること、あとスケブ用のペンを忘れない事。まあ今日は一回もスケブ頼まれませんでしたが。あとはもっともっと勉強してアウトプットしてたくさん作品を作りたいと思った。

ただ勉強って言っても、人の作品や考え方や物語を読むだけ見るだけじゃ全然足りないんだよなあ。アウトプットにも勉強の要素はある。こうしてイベントに出たりとかね。

他にもやれることがある。そんな気がして、でも見つからなくて少し焦ってる。

 

今月の美術手帳を買って読んだ。

写真家の特集で対談を読んでると、私はなんてこんな狭い世界の中で少ししか動けていないんだろうと絶望した。世界は広い、やれることは多いんだと思い知る。

人の話を全部自分に絡めて考える癖がついてしまってつまらない人間かと思われるかもしれないがそうしていないと自分を見失うほど自我が薄いので勘弁してほしい。

まだまだやれることはある。それはなんだろう…。

 

次はやっぱり三月の閃華かな…。イベント。

 

 

 

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明日はいよいよコミティアです。

画像は全然関係ないものです。

缶バッジを作りたいと思いデザインを決めていました。これは12月か3月の閃華の刻で頒布すると思います。もっと普段使いのできるデザインを作れるようになりたいなあ。

他にもしおりやシールも頒布する予定なので机の上が豪華になりますね。

 

いや本当にコミティアとは関係ないですね。

 

コミティアに持っていくのは名刺と新刊のみ。

机が寂しいですが既刊すべて処分してweb再録してしまったので仕方ないですね。

あくまでも創作同好会。交流の場。

ああ怖い。体調が悪い。

新刊の出来も怖い。表紙が二色刷りなのにフルカラーの解像度で絵描いちゃって、せっかく細かく書いた背景がぼやける可能性があると印刷所のお姉さんに言われました。

ばかだねー…

他にも色々ミスというかうまくいかない部分があるみたいで、出来が…

印刷所のお姉さんはなるべくいいように印刷をすると言ってくださったので見れないほどひどくはならないだろうけどね。

とりあえず当日スペースに行かないと確認できないのでドキドキです。

いつもとは違う装丁になってると思うので楽しみでもあります。

うああ

なんていうか最近なんだかうまくいかない

何がうまくいかないのか分からないけどなんだか生きてて申し訳ない。いやこれはいつも常々思っている事だ。

私は病気なのか?

それともただコミュ障なのか?

どちらもそうだ。

私は病気なんだ

あああ人間味を失う。

物を作る事それだけ考えていればいいのに。

人間嫌い

なんで私は人間なんだ

あーーツイッターやめたい

誰かとお話したい。正気に戻してくれ。普通のあたりさわりのない人間になりたい。

誰も傷つけたくない。

でも自分も人並の幸せが欲しい。

そんな事他の人は考えているのかな。今すごいごちゃごちゃなんだけど普通の人は正気の人はそんな風にはならないのかな。

どうしたら普通の人になれるのかな。

なんで私は違っちゃうのかなうまくいかないのかな

ああ全部気圧のせい

涼しくていいけど気圧のせい

精神科にかかってみようかな。病気なのか病気じゃないのか、それが分かるだけでも進める気がする。

あと婦人科も行かないと。生理が重すぎて日常生活に支障をきたすのは異常だという事だ。毎月貧血パレードだよ。毎回早退していたんじゃ迷惑だよな。

 

 

無事に原稿が終わりました。

まだ原稿が大丈夫ってわけではないのですが、とりあえず作業は終わりました。

あとは印刷所からの連絡を待つ。

ああ、多分色々直すところあるだろうなあ。

コミティア…久しぶりの参加で既刊をすべて処分してしまったので新刊一種類のみで挑まねばならず少々心もとない。

なんだかイベント当日が億劫だなあ。

そもそも漫画の出来もそんなに良くない…出来がいい作品なんて作ったことない…

というような弱音を吐いてはいけないと思いつつも吐かずにはいられない……

うーんそれでも頭は次の漫画の事を考えている。漫画が描きたい。

自分の頭の中で考えた物がこうして目に見える形になるのがすごく嬉しい。

今まで描いた漫画は自分で自分用にコピー本をつくっていたけど、手差し原稿の印刷のできる環境が遠のいてから最近はやっていない。その代わりじゃないけど印刷所に頼んでコピー本よりも完成度の高い本の形になるのがすごく嬉しい。

とりあえず一つの山場は超えた。次だ次。

私は透明になりたい。

出来る事なら自分のDNAすらこの世に残したくない。

波風立てずに誰の記憶に残ることも無くいつの間にかふらっといなくなりたい。

その為に空気も読もうとするし嘘もつくしずるい事もする。

こんな垢だらけの汚い自分なんか存在しているだけで悪なのだ。

ああ、綺麗な人が好きだ。

あこがれている人達は私みたいに嘘つかないし空気も読まないし自分を持っている。綺麗だ。

ああ早く消えたい。

消える時が楽しみだ。

どうやって消えようかな。

詩集を二冊読んだ。

言葉は、物事の説明や人々を区切る為だけのものじゃないと片方の詩集のあとがきに書いてあって、ようやっと読んできた詩に対する姿勢というか見方というか、気が楽になった気がする。

というのも詩の読み方が分からなくて。

小説のように物語がしっかりあるわけではなくどちらかというと文字の絵画みたいな物で、ただ文字を追いかけるだけじゃ楽しめないものだなあと思った。

ああ大学で詩学取ったのにな、一回も授業出ずに終わった。本当に私はくそ。

これからちょこちょこ詩を読みたいなあ。

 

表紙の絵が好きで買った方の詩集にその表紙絵のポストカードが付いててとても嬉しかった。